こんにちは。
香りコーディネーターのクークンです。
突然ですが、皆様”加齢臭”は気になりませんか。
またはパートナーや自分の父親が加齢臭臭いと思ったことはございませんか?
”汗臭さ”とは別格の臭い.....。
心身、及び社会的立場まで脅かす可能性のある加齢臭。
今日は、加齢臭を克服したい方に是非読んでいただきたいコンテンツになっています。
あ!と思った方は是非、最後まで読んでみてください。
きっとお役に立つはずです。
1.加齢臭とは?
加齢臭とは中年以降の男女に増えるある体臭のことをさします。
オヤジ臭いと言われる匂いは 、”不快臭”として分類されてしまっていることも多いです。
(人の感覚によって違うんですけどね。)
2.加齢臭の原因
2-1加齢臭の根源は「ノネナール」
加齢臭の根源は、
「汗腺の付近の皮脂腺から出る脂肪酸」と「過酸化脂質※1」が結びつくことによって発生するノネナール物質
です。
この加齢臭の原因となる成分「ノネナール」は1999年に初めて解明され、
まだ歴史が浅いので認知度がそこまで高くありません。
2-2.ノネナールの素の脂肪酸と過酸化脂質は年齢と共に増加する
40歳頃から「脂肪酸」や、活性酸素に よって酸化された脂質「過酸化脂質」等が増加します。
脂肪酸自体は無臭ですが、過酸化脂質によって 酸化が促進されると、脂臭くて青臭い「ノネナール」が生成されます。
このノネナールが多くなると、汗や皮脂のニオイと 混ざって中高年特有の体臭“加齢臭”を感じるようになります。
2-3.毛穴が多い箇所ほど臭う
加齢臭は毛穴が多い箇所から一番匂いを感じます。
脂肪酸、過酸化脂質をを含む皮脂の分泌は全身の皮脂腺から分泌されます。
毛穴が多いところほど多く、毛穴には皮脂が詰まっていきます。
これが酸化して脂肪酸と結びつくので、
毛穴が加齢臭の素の出会いの場となってしまっているのです。
人体の中で毛穴が多いのは…そう頭皮です。
加齢臭は特に後頭部が一番臭います。
3.加齢臭の対策
3-1.シャンプーはあまり意味がない?
頭皮が臭うということで、じゃあシャンプーをすればいいのか?
という結論になるかと思いますが、そうではありません。
加齢臭は水に溶けにくく落としにくい
という性質を持っていてとても厄介なのです。
そして、洗い方によってはさらに悪化します。
それはちゃんとすすぎをしないといけないということ。
忙しい現代人や男性の方にはありがちですが、さっと洗って、さっと終わらせてしまう、
そうすると毛穴にトリートメントやシャンプーの油分が残ってしまうんです。
シャンプーでダメならどうすればいいのか?
お答えします。
3-2.加齢臭の素を抑えるにはまずは生活習慣から
加齢臭の対策をするのはまずは生活習慣からです。
先ほど
とご説明させていただきました。
まずは油物を少なくすることから始めてもいいかもしれませんね。
これらは
- 酒
- タバコ
- 油物
- ストレス
- 睡眠不足
と相性が抜群に良く加齢臭を加速させてしまいます。
若年層でも生活習慣が良くないと加齢臭を発する確率も上がってきてしまいます。
頭皮が一番臭うので枕が臭くなってきたら若年層の方でも注意してください。
3-3.ホホバオイルを使った頭皮ケア
過酸化脂質の除去には最適です。
水に溶けにくいこれらは普通に洗ってもダメです。
油汚れにJOYをイメージしてください。
JOYを垂らすと水の上の油が浮いて出てきます。
これをホホバオイルを使って頭皮で行います。
ただし、化学物質が混入しているものは必ず避けてください。
除去するどころか更に毛穴をふさいでしまいます。
ホホバオイルは人の肌に近い成分でできているので、安心してホホバJOYしてください。
ホホバオイルの詳しい記事はこちらから↓
3-3-1.ホホバオイルで皮脂を除去する方法
皮脂の除去と保湿
全体手順は以下を参考にしてください。
- 頭皮を湯洗いしてホコリなどを洗い流します。
- 頭皮にホホバオイルを1~2ml滴下します。
- ホホバオイルをまんべんなく頭皮になじませます。
- 5~10分放置します。
- シャンプーで洗髪します。
- 洗髪の2~3倍の時間をかけて皮脂をすすぎます。
- 髪を乾かします
皮脂を落とすのでケアもしたい方は髪を乾かす前にベタつかないくらいに
頭皮をマッサージしながらホホバオイルを馴染ませるのもがいいでしょう。
3-3-2.ケアのポイント
(マッサージ)
爪を立てると頭皮に傷をつけてしまうので、指の腹を使って揉み込んでいきます。
頭皮を両手で軽くつかんで寄せあい、毛穴を横から圧迫するようにマッサージします。
スポンジ(頭皮)を左右から圧迫して、皮脂を押し出すイメージです。
頭部には皮脂を出しやすい部位として額と耳の裏があります。
可能な範囲で頭皮同様にマッサージしましょう。
(放置中)
蒸しタオルやシャワーキャップで頭皮を温めると効果は格段に大きくなります。
最初の湯洗いの前に、湯船で十分温まっておくのもよいと思います。>
(すすぎ)
お湯の温度は一回目同様35℃前後がよいです。
頭皮に脂のべたつきがなくなるまですすぎます。
べたつきが残るようなら二度洗いをします。
次回からはホホバオイルの量、またはマッサージの時間を少し多めに調整しましょう。
以上でホホバオイルによる頭皮クレンジングは終了です。
3-3-3.ホホバオイルによる頭皮クレンジングの頻度
週に1~2回が目安です。やりすぎは頭皮その他を痛める原因にもなります。
3-4.注意事項
- 人の皮脂に近い成分で、安定した物質であるホホバオイルですが、過敏な方には合わない場合もあります。
- 育毛剤をお使いの方は、ホホバオイルで洗い流した後にホホバオイルでケアする方はケアの前にご使用ください。
4.加齢臭の男女差
さて加齢臭の発生時期に男女差がある、という説があります。
女性は女性ホルモンの効果で脂肪酸や過酸化脂質が発生しにくく、結果ノネナールが生成されない(=加齢臭が発生しにくい)
ただし、一般的に60歳過ぎるころから女性ホルモンが減少し、男性同様に加齢臭が始まる。
または、女性の方が若いうちから肌や頭皮のケアを習慣付けているため加齢臭予防ができている、という説もあるようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
加齢臭はお酒を飲む人、タバコを吸う人、運動不足の人、生活習慣が乱れている人は特に気をつけてください。
自分が臭いなーと感じたら、ホホバオイルマッサージを試してみてくださいね!
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