みなさん、ユーカリという植物をご存じですか?
ユーカリといえば、コアラ。コアラの主食として有名な植物ですね。
でもユーカリは、コアラの主食だけじゃないんです。
精油として使うことで、私たちの心身の健康に役立つ効能をたくさん持っているんです!
今回は、そんなユーカリの効能をご紹介したいと思います。
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2.ユーカリってどんな植物?
ユーカリはオーストラリア原産。
世界で最も高い木の1つと言われ、100mを超すものも。
強い殺菌力を持ち、オーストラリア先住民の間では「キノ」と呼ばれて薬として親しまれ、重い傷でもこの葉を巻けば治るとされたほど古くから信頼されているハーブです。
さわやかで力強く、頭に抜けるような香りが特徴です。
3.ユーカリの種類
ユーカリの種類は多く、変種も含めると1,000種を超えるといわれています。
エッセンシャルオイルを抽出するものは約20種類ほどありますが、現在国内で商品として流通しているものは以下の種類です。
ユーカリ・グロブルス
ユーカリ・ディベス
ユーカリ・ラジアタ
ユーカリ・シトリオドラ
ユーカリ・スミシ
ユーカリ・シュタイゲリアナ
このうち最もポピュラーなのは、グロブルス種。手に入りやすく、クリアな香りが特徴です。
ディベス種は、ミントに似た香りです。
ディベス種は呼吸器の不調を和らげる作用に優れており、ラジアタ種は清涼感あふれる香りが特徴です。
シトリオドラ種は蚊除け効果があり、その効果は米国環境保護局でも認められているほどです。
スミシ種は数あるユーカリ精油の中でもマイルドな優しい香りで、清々しさの中にも柔らかさを感じさせるグリーン調の香りです。
シュタイゲリアナ種は流通量がそれほど多くはなく、ハチミツレモンのような香りが特徴です。
4.ユーカリの効果効能って?
ユーカリには、私たちの心身の健康に役立つさまざまな効能があります。
心への働き
ユーカリの香りは内にこもるのを吐き出し、目の前を明るくしてくれるような力強さがあります。
脳の血流を促して頭をスッキリさせるため、集中力が欲しい、気分転換をしたいという時に役立ちます。
内向的な気持ちを明るく活気づけてくれる作用があります。
考えごとをして眠れないときに、ほんの少し嗅ぐことで気持ちが切り替わり、眠りやすくなることもあります。
体への働き
鼻づまりの緩和やコリ・筋肉痛を和らげる作用があり、呼吸器系のトラブルにも活躍します。
抗菌作用のほか、粘液溶解作用がありや咳を鎮める働きがあり、風邪や気管支炎による咳、花粉症や副鼻腔炎による鼻づまりに有効です。
アレルギー症状の緩和にも役立ちます。また、鎮痙作用があるため、筋肉痛や肩こり、腰痛などのケアにもよく使われます。
肌への働き
皮膚に起きるさまざまなトラブルに使います。
抗真菌作用があるので、水虫のケアに有効。
ティートゥリーなどとブレンドして、少し熱めの湯で足浴すると良いでしょう。フケ症、頭ジラミにも有効です。
虫よけ効果
心身への作用のほか、ユーカリには虫除け作用もあります。
蚊や衣類につく虫、ダニなどの虫除けにも活躍します。
衣類の防虫には木のチップに精油を含ませたサシェをクローゼットに、ダニ除けには拭き掃除で利用。
蚊除けにはレモンユーカリが効果的です。
5.手軽な使い方
ユーカリ精油は、他のアロマオイルと同様にディフューザーや加湿器を使うと簡単に使うことができますが、今回はそれらの道具がなくても手軽に試せる方法をご紹介します。
気分スッキリスチーム
材料:ユーカリ精油 1滴
道具:洗面器、タオル
使い方:
①洗面器に熱湯を8分目まで入れ、精油を加える。
②頭からタオルをかぶり、洗面器から上20cmのところまで顔を近づけ、3~5分蒸気に当てる。目は閉じておくこと。
③冷水で軽く洗顔し、ローションで肌を整える。
6.使用上の注意
精油は、天然だから安全というわけではありません。精油を安全に使うためには、次の点に気を付けてください。
・本物の精油を使う
・劣化した精油を使わない
・適度な使用にとどめる
・飲まない
・目に入れない
・火気まわりでの取り扱いに注意
・妊産婦・高齢者・病気療養中の利用は専門家に相談してから使用する
・授乳中の方、乳幼児は少量から利用する
・利用前にパッチテストを行う
大切なのは、正確な知識を得ること。
以上の注意を守って適切な使い方をすれば、精油は心身の健康に役立ち、あなたの日々の暮らしに潤いと安らぎを与えてくれることでしょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
心、体、肌、虫除けなどさまざまな効能を持つユーカリ。コアラの主食としての役割だけでないことがお分かりいただけたかと思います。
まずは手軽な方法で取り入れて、日々の心身の健康に役立ててみてくださいね。
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