こんにちは。
暮らしと香りです。
クレオパトラ、ステラ、ジュリエッタ、ビアンカなどなど。
独特なネーミングと世界観を作り上げるトッカの香水。
すこーし高いけど憧れますよね。
今回はトッカの香水を詳しくご紹介していきますので、
気になっている方はご参考いただけたら嬉しいです。
1.トッカとは?
90年代後半にアパレルブランドとして誕生しました。
カリブ海のリゾートパーティーで偶然居合わせたメンバーにより、小さなアパートの1室から生まれたというから驚きです。
まるで漫画のような世界ですよね。
その小さな部屋から生まれた思わず触れてみたくなるようなクラシカルで美しい刺繍デザインは、NYのスーパーモデルの間であっという間に支持が広がり、一躍人気ブランドとして躍り出ることとなりました。
トッカ(TOCCA)というユニークな響きのブランド名ですが、英語でいうところの「タッチ」をイタリア語で表したものなんです。
南欧のロマンチックな雰囲気と、アジアのエキゾチックさが融合した独特のテイストがウケ、日本の女性の間でもその人気が浸透しているブランドとなりました。
街を歩いていてもTOCCAのロゴが入ったバッグを持っている人をよく見掛けますよね。
女性服の他にも、子供服、フレグランスなど幅広いラインナップが用意されています。
1-1.トッカの歴史
トッカのお洋服は1994年に生まれました。
まだまだ新しいブランドなんですね。
そして1996年にオンワードが独占輸入販売権を取得し、日本での展開も始まりました。
翌1997年にはビューティーラインの展開もスタートします。
「女性が美しくあるために」というコンセプトの下、練り香水やボディクリーム、ランドリーの3つのアイテムが作られることとなりました。
ヨーロッパのテイストで仕上げたモダンなデザインと女性らしい香りは瞬く間に人気となり、トッカの代名詞であるドレスと同じぐらい、一躍世界中から愛されるシリーズへと成長をしていきます。
中でも香りに対するこだわりはとても強く、歴史的に有名な美女や風光明媚な土地の名前などを冠として、1つ1つの香水にストーリー性を持たせたところもとってもロマンティックです。
1-2.トッカの香水の特徴
トッカの香水の特徴はどのようなものなのかを見ていきましょう。
①「女性が美しくあるために」をテーマに作られた香水
トッカの香水の特徴はなんといっても、その香水に込められたストーリーです。
「クレオパトラの香り」など1度聞いたら忘れられないようなインパクトのあるネーミングが特徴です。
もちろんこだわりはネーミングだけではありません。
その名前に見合った香りとなるように1つ1つ丁寧に作られたとっておきの香水なのです。
②アンティーク調のボトルが可愛い
ころんと丸みを帯びたイタリアンボトルがとっても可愛らしいです。
そしてキャップには繊細なレリーフが施され、クラシックでアンティーク調のテイストが好きな方は絶対にハマると言い切れるほどオシャレ!
持っているだけで女子力が上がっちゃいそうな女の子らしさがギュッと詰まった香水です。
2.トッカ おすすめの香水11選!
トッカの代表的な香水について紹介をしていきます。
(全50mlで紹介してますが、20mlのサイズもありますのでチェックしてみてくださいね。)
2-1.クレオパトラの香り
トップノート:カシスバット、グレープフルーツ、グリーン
ハートノート:デュベローズ、ピーチネクター、ホワイトジャスミン
ベースノート:バニラムスク、パチュリ、ゴールデンアンバー
絶世の美女として知られるクレオパトらの冠が付いた香水です。
その香りはホワイトジャスミンなどが使われエキゾチックな魅力に包まれています。
フルーティーながらも最後は甘いバニラが漂う官能的でセクシーな香りになっていますよ。
トッカの香水シリーズでも上位の人気を誇っています。
2-2.ステラの香り
トップノート:ビターオレンジ、ブラッドオレンジ
ハートノート:ダイアモンドオーキッド、ホワイトフリージア、スパイスリリー
ベースノート:サンダルウッド、シアームスク
明るく陽気なイタリア娘のようなパワーが沸いてくる香水です。
エネルギッシュなオレンジの果実の香りとスパイシーなリリーが特徴です。
でも実はこちらの香水のテーマは「恋」。
高鳴った胸を鎮めるかのように、ラストは穏やかなサンダルウッドやムスクで終わります。
2-3.フローレンスの香り
トップノート:イタリアンベルガモット、グレープフルーツリーフ
ハートノート:ヴァイオレット・ペタル、ブルーアイリス、ガーデニア
ベースノート:スキンムスク、ブロンドウッド
スミレ、ベルガモットなどが優しく香る古き良き時代のパリをイメージさせる香水です。
パリと言えば「花の都」ですもんね!
こちらの香水をつけて瞳を閉じれば、まるでお花畑に囲まれているようなホッとする感覚を味わえるはずです。
ナチュラルで優しい香りはオフィスシーンにも使えますよ。
年齢層も選ばないので万人に愛される香りとして楽しんで頂けます。
2-4.ジュリエッタの香り
トップノート:ブルガリアンローズ、イランイラン、グリーンアップル、ピンクチューリップ
ハートノート:スズラン、イリスパリーダ、バニラオーキッド、ライラック、ヘリオトロープ
ベースノート:セダーウッド、ムスク、アンバー、サンダルウッド
ジュリエッタとは、映像の魔術師と呼ばれた名監督の愛した妻をイメージして作られた香水です。
フローラルとフルーツの甘さが漂う可愛らしい香りです。
チューリップが使われているのも珍しいですよね!
イランイランやムスク、サンダルウッドといったリラックスできる香りもふんだんに使用されているのも特徴です。
2-5.ビアンカの香り
トップノート:ラベンダー、マンダリン、レモン
ハートノート:ローズペタル、ジャスミン、グリーンティー
ベースノート:ムスク、砂糖
ジャスミンやグリーンティーといったオリエンタルな配合の香水です。
ラベンダーやレモンとサッパリとした香りが中心となります。
大人な女性を連想させる落ち着きのある香水に仕上がりました。
ラストの砂糖がものすごく気になります。
このオリジナリティの高い独特な配合がトッカならではなんです。
2-6.コレットの香り
トップノート:ベルガモット、マンダリン
ハートノート:ジュニパーベリー、ピンクペッパー
ベースノート:ムスク、サンダルウッド、インセンス、バニラ
フランスの女性作家コレットをイメージして作られた香水です。
暖かく、甘く、スパイシーにと香りが配合されました。
バニラやピンクペッパー、マンダリンと意外な組み合わせに思える素材ですが、絶妙な融合を見せているのがさすがトッカといったところです。
ちょっぴり個性的な香りですが、ラストはムスク、サンダルウッドと定番の組み合わせで〆ているので使いやすい香水です。
2-7.リリアナの香り
トップノート:イタリアンベルガモット、ネロリ、ウォータリーピーチ
ハートノート:ミュゲ、ガーデニア、ホワイトピオニー
ベースノート:サンダルウッド、ムスク、ベンゾイン、パチュリ
「瑞々しい芝の上でジャズサウンドに酔いしれて踊る若々しい女性」という何とも難しいコンセプトで作られたのがこちらの香水です。
ミュゲやガーデニアのブーケが優しく香る香水で、派手さはないけれど柔らかく包み込むようなフローラルの香りがします。
「生きる喜び」を裏テーマに作られた秘められた意思の強さを持つ香水です。
自分らしさを追求したい方におすすめ!
2-8.シモネの香り
トップノート:クリスプアップル、ウォーターメロン、レモンv
ハートノート:フランジパニ、イランイラン、ローズペタル、フリージア
ベースノート:クリーミーラクトン、ブロンドウッド、ムスク、アンバー、ニルバノライド
日に焼けた少女が海に飛ぶ込むようなイメージをコンセプトに作られました。
メロンなどの瑞々しさが特徴的です。
でも、それ以外はイランイラン、ムスク、アンバーと穏やかな香りなので、夏っぽさを取り入れつつも落ち着ける香りが好きという方にぴったりです。
2-9.イザベルの香り
トップノート:ベルガモット、地中海オレンジ、ペアー、サングリア
ハートノート:スパニッシュローズ、レザー、ベティバー、ターキッシュローズペタル
ベースノート:グァヤクウッド、アンバー、バニラ
スペインのバルセロナ住む誰もが目を奪われる魅力的な女の子をイメージしています。
二種類の薔薇の香りをブレンドして作られた、上品な印象の香水です。
ラストにはバニラも漂い、甘さを併せ持った仕上がりになっています。
2016年販売の比較的新しい香水。
2-10.エミリアの香り
トップノート:クレメンタイン、ビワの実、ブッコの葉、いちじくの葉
ハートノート:ゼラニウム、マグノリアリーフ、アマリリス、カドタ、フィグ
ベースノート:アブソリュートマテ、バイソングラス、オリス、プラリネ、アンブレットシード、アブソリュート、ココナッツ水
自由奔放な冒険家の少女をコンセプトに作られました。
「世界は全て私のもの!」とでも言うような堂々とした気持ちと期待に満ちた少女エミリア。
そんな女の子がぐんぐんと緑の中を突き進むかのように、ナチュラルでちょっぴりワイルドなグリーン系の香りがします。
生命力に満ち溢れた香りで使っているだけで元気が出てきます。
ラストはプラリネやココナッツとちょっぴり香ばしく、南国を思わせる香りで終わります。
甘過ぎないのでユニセックス使いもできますよ!
2-11.マヤの香り
トップノート:フロリダビターオレンジ、スミレの葉、ブラックカラント
ハートノート:ワイルドアイリス、ダマスクローズ、ジャスミン
ベースノート:パチュリハート、サンダルウッド、オークモス
芯の強いマヤを表した力強い香水です。
2019年に販売されたものとなります。
フルーティーさとアイリスを中心としたスッキリとしたフローラルの香りはとっても爽やかです。
大人っぽい甘さも漂い、まるで成熟したワインのような印象です。
大人の女性にもよく似合う深みのある香りなので、気になる方は是非チェックを!
3.トッカのおすすめの纏い方
トッカの香水は、強烈なメッセージ性が特徴です。
シンパシーを感じたメッセージの香水を使ってみるのもいいですよね。
エキゾチックで甘めの香りもあるので少し強く感じる人もいるでしょう。
春夏ならウエストに、スカートをはかれる人なら膝裏につけると綺麗に纏えます。
手首は対人のお仕事をしている人は避けた方が無難です。
手首につけたい方はコットンにプッシュしてから肌に少し乗せてあげるなどの工夫で綺麗に纏えるでしょう。
4.香水初心者の方へ 纏い方・選び方
香水初心者の方、付け方がわからない方向けのコンテンツも配信しております。
よかったらご参考くださいね!
香水の付け方ノウハウ↓↓↓
香水の香り方ノウハウ↓↓↓
香水にも種類とジャンルがある↓↓↓
おわりに
いかがでしたか?
「女性が美しくあるために」をコンセプトに作られたトッカの香水は思わず守りたくなるような儚げな女性というよりは、自分自身で道を切り開くような強い女性を想起させるものばかりです。
香水の配合もオリジナリティのあるユニークなものばかり。
人とはちょっと違った香水を使ってみたいという方におすすめですよ。
種類もたくさんあるので、是非お気に入りのものを見つけてくださいね。
それではまた、次回のコンテンツで!