こんにちは。
暮らしと香りの香りコーディネーターのku-kunです。
皆様は香水のノートってご存知ですか?
香水を選ぶ時に非常に重要になってくるこのノート。
(文房具じゃないですよ)
ku-kunのワークショップでは
言葉は聞いたことあるけど…いまいち良くわからない。
または知らないって人が多いです。
今回はそのノートに関してご説明させていただきます!
1.暮らしと香りの使い方
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是非試してみてくださいね!
2.ノートとは?
香りの中には2つの意味のノートがある!?
これ意外とややこしいのですが、2つ意味があります。
1つは香り立つ順番の構成を表すノート。
もう一つは香りの系統を表すノート。
今回は前者のご説明をしていきますが、
ややこしいので、少し触れておきます。
香り立つ順番を表すノート
香水は様々な香料から作られます。
揮発性なため肌に乗せるとより一層香りますが、実はずっと一定に香るわけではなく、香り立つ順番があります。
簡単にご説明すると
蒸散性が高い軽い香りから香っていき、残香性が高い重い香りが最後に顔を出します。
この香り立つ順番を表す時にノートという言葉を使います。
香りの系統を表すノート
香水には様々な香調が存在します。
華やかなフロラール調の香り、渋みがあって暖かい温もりを感じるウッディ調の香り、
爽やかな明るさと印象を与えてくれるシトラス調の香り。
これらをフロラールノートやウッディノート、シトラスノートなどとも呼びます。
そう、もう一方のノートは香調(系統)を表す上で使われていたりします。
こちらに関しては、また別記事で詳しく書いていきますね!
3.香る順番は3段階
香水は3段階、全く違った表情に変化しストーリーを感じさせてくれます。
それぞれの段階で名前がついております。
1段階目 トップノート 香り持続時間目安 5~15分
2段階目ハートノート(ミドルノート)香り持続時間目安 30分〜3、4時間
3段階目ラストノート(ドライダウン)香り持続時間目安 3、4時間~半日
これらを表すのに図の香りのピラミッドが用いられることが多いです。
よく香水セレクトショップにも貼ってあるので見てみるといいでしょう。
それではピラミッドの上から順にご説明していきます!
トップノート
鼻をツンと刺激するエタノール(これは速攻で消える)が消えた時に香る。
香水の第一印象を決める香り。
ほとんどがシトラスやアロマティックを感じるハーバルノートで構成されていて、一見(一見?一嗅ぎ?)爽やかですが、
一番ガツンと香るのがこのトップノート。
つけ始めはあまり公共の場や人が多い所は避けましょう。
ハートノート
ミドルノートとも言います。
香水の顔といっても過言ではない幹となる香り。
フロラールを筆頭にフルーツ、スパイス、ウッディ、ハーバルなど、
華やかなノートで構成されることが多いです。
ラストノート
ベースとなる香り。
ドライダウンやベースノートとも言います。
香りとしては余韻のようですが、
中にはラストノートで劇的変化する香りも(MITSOUKOとか)。
このノートで全体のバランスを絶妙に保つことができます。
ウッディや、アニマルノート、バニラ(グルマン)、モッシーなどで構成されて言います。
厳密には五段階香る!?
3段階のご説明しましたが、厳密には五段階香ります。
お店でそこまで説明しているところがないので、覚えなくてもいいです。
一応ご説明します。
トップノートの中にもう1段階ヘッドノートと呼ばれる段階と
ディープラスト(ディープベース)と呼ばれる段階があります。
香り順としては
トップ → ヘッド → ハート → ラスト → ディープラスト
です。
ヘッドは主にアロマティックな香りで構成されます。
グリーンとかハーバルノートです。
ディープラストはここでは残香と捉えて問題ないです。
バニラやアイリス、樹脂などで構成されます。
4.香水選ぶ時あるある
香水店で良く見かける光景があります。
店員さんが「良ければ、新しく吹き付けましょうか?」と言ってムエット(香水嗅ぐ時の紙)に香水をつけます。
それを嗅いだお客様は「いい匂いー♩」と言って買ってしまいます。
ちょっと待ってー
トップノートだけで判断しちゃダメー!!
これ、本当に良く見ますが、トップノートは第一印象ですが、香水の顔ではありません。
しっかり香水の変化をみて、できれば肌に乗せた時の揮発具合も見て購入することをおすすめします。
5.まとめ
今回は香り立つ順番についてご説明させていただきました。
香水を購入する時は最初の香りだけでなく、
メインとなる香りを是非嗅いでくださいね!
それではまた次のコンテンツで!