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香水の種類 – 種類と系統(ジャンル)これを知れば香水選びが楽しくなる –

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“暮らしと香り”の香りコーディネーターのku-kunです。

香水にはジャンルがあるってご存知ですか?
自分の好きなジャンルを知ることで香水選ぶが数倍も楽しくなります。

ジャンル以外に香水には種類があって、

特徴を知っておくと自分のライフスタイル合わせた香水を選ぶこともできるようなります。

今日は香水の種類とジャンルについて詳しくご説明していきますね!

1.暮らしと香りの使い方

①暮らしと香りメディアサイトで知る・学ぶ!

まずは本サイトの“コンテンツ”で気になる香りをチェック!

②LINE公式で香りの相談をする!

LINEのサービスでは以下のようなことが【無料】で相談できます!

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「香水のコーディネートをして欲しい」
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※コンシェルジュ対応は平日9:00~18:00になります。
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③暮らしと香りおみせで香りを試す!

“暮らしと香りおみせ”では学んだり、相談した気になる香りが

約500種類のを試香できます!

是非試してみてくださいね!

2.香水の種類

Collage of luxury perfumes

香水には4つ種類がございます。
厳密には1つですが、日本で俗に言う香水は以下の4種類です。

  1. オーデ コロン
  2. オーデ トワレ
  3. オーデパルファム
  4. パルファム

それぞれの違いは何かと言うと賦香率※が違います。
※アルコールに対しての香料の濃度

賦香率が違うと何かって言いますと、
注射を打つ時に消毒液(アルコール)を肌に塗りますが、あれってすぐ匂い消えますよね。

つまり香料濃度が低くアルコールが多い種類の香水の方が香りがすぐ消えます。
逆に香料濃度(賦香率)が高いと持続します。

それでは賦香率含めそれぞれの種類をご説明します。

オーデ コロン

    賦香率:3~5%

香りの持続時間:1~2時間

オーデ コロンは最も賦香率が低い香水です。
トップノートは香り立ちが良かったり、エタノールがツンと来るものが多いですが、
15分後くらいには香りが落ち着きます。

濃かったり、甘すぎたりしない香水が多く、
さっぱりとした香りが多いのも特徴です。

トップノート(※1)だけ気をつければ気軽に使いです。

(※1)トップノート、ハートノート、ドライダウン(ラストノート)は香水の香る順番。
詳しくは下記↓をチェックしてね!

香水のノートを知る – 知っていると便利!香りのピラミッド –

 

オーデ トワレ

    賦香率:5~10%

香りの持続時間:3~4時間

日本ではこの”オーデ トワレ”が多いです。
メンズ香水はトワレが主力でほとんどがこれです。

コロンより持続時間は長いですがドライダウン(※1)になるにつれ、
香りたちが弱くなっていきます。
(むしろドライダウンは半径30cmで気づくかどうかくらいww)

軽めの香りも多く、非常に使いやすい。
オリエンタルやグルマンの香水でも重すぎない印象にしてくれます。

オーデパルファム

賦香率:10~15%

香りの持続時間:5時間くらい

女性用の香水に多い。
トワレのように使えますが、ハートノート(※1)、ドライダウンは割としっかり香るので、
お仕事内容にもよりますが、オフィスの場や公共の場でライトな感じで使うよりは、
プライベートやパーティー向けの香水でしょう。

パルファム

    賦香率:15~25%

香りの持続時間:半日~1日

真の香水。
元来、香水とはパルファムのことをさします。

ダントツの賦香率により、オーデ トワレやオーデ パルファムには出せない、
香りの奥行きや素材の顔がしっかりと出ます。

賦香率が高いのでごく少量でもしっかりと香ってくれます。
日本にはあまり売っていないのでコアな香水ファン向けでもあるでしょう。
(新宿ISETAN地下には結構あるけどw)

種類によって付け方が違う!?

種類によって推奨されている付け方がございます。
パルファムをバシャバシャつけるわけにもいかないので、上手に付けましょう!

オーデ コロン:
面で付けます。

オーデ トワレ:
線で付けます。

オーデ パルファム:
線で付けます。

パルファム:
点で付けます。

線でつけると言ってもスプレータイプで販売している物が多く難しいかと思います。

オーデパルファムにしろオーデ トワレにしろ、ライト香りならトップノートだけ気をつければ普通に付けても構いません。

香りだちが良く、主張が強めの香水なら一旦コットンに経由してから、
肌に乗せたり、ロールオンタイプのアトマイザーを使うなどして、纏うのに工夫をするといいですね。

種類はどうやって見分けるの?

オーデ コロン、オーデ トワレ、オーデ パルファムなどの見分けるのはどうするかと良く聞かれます。

実はちゃんと見ると書いてあります。

こんな感じ↓↓↓(写真を手抜きしているのは大目に見てね。)

オーデコロン:

Eau de CologneとかEAU DE COLOGNEとかCologneって表記がされているのが、
オーデ コロンです。

オーデ トワレ:

Eau de ToiletteとかEAU DE TOILETTEと書いてあります。

オーデ パルファム:

Eau de ParfumとかEAU DE PARFUMって書いてあります。

トワレやオーデパルファムで処方も違う!

実は同じ名前でパルファム、オーデパルファム、オーデトワレと販売されている香水。
賦香率だけでなくレシピも全然違う物もあります。

ゲランのロムイデアルなどは見た目も、コンセプトも、香りも全く違うのでわかりやすいのもあります。

が、例えば”クロエ”。

クロエ オーデトワレとクロエ オーデパルファムはレシピが違います。

好きな香りはオーデ パルファムだったのにオーデトワレを買ってしまい、
全然違ったなんてことになりかねないので、注意深く見て(かいで?)ください!

3.香水の系統(ジャンル)

香水には系統があって、系統によって全く表情が違います。

例えばシトラスなどはベルガモットやグレープフルーツなど同じ系統に位置します。
不思議なことにこの似たような系統は揮発性も似ています。

自分が何の系統が好きかを把握しておくと目的の香水に辿りやすかったり、選ぶのも楽しくなります。
音楽で例えるならクラシックが好きなのか、ロックが好きなのかとかそんな感じです。

香水の世界ではこれを香調(ノート)や分類(ファミリー)と呼びます。

香調(ノート一覧)

香調特徴
シトラスノートトップノートや、オーデコロンに使われる。明るくさっぱりとしてフレッシュな柑橘系の香り
アロマティックノート
ハーバルノート
どこかのどかで自然を感じされる爽やかハーブ調の香り
グリーンノート植物の葉や茎の緑を感じさせる、開放的な印象を与える香り
オゾン(マリン)ノート水や海、オゾンなどを感じさせる香り。ツンとした香りも特徴
フルーティーノートペアやピーチ、ざくろ、ベリーなどのジューシーで可愛らしいフルーツの香調
フローラルノート女性用の香水で最も多い香調。代表的なローズやジャスミンの他、特定の花をテーマに作られた香調
スパイシーノート

アニスやクローブ、ナツメグなどの香辛料が使われる。香りとしては刺激的なのでアクセントとして使われることが多い。

レザーノート

革の香り。ku-kunの好きなアビルージュの核となっている香り。

グルマンノート

キャラメルやチョコレート、バニラ、キャンディなど甘いお菓子のような香り

アルデハイディックノート

アルデヒドを使った香り。N°5にふんだんに使われいる。シャープで金属っぽい印象と華やかさと優雅な印象を与える

オリエンタルノート

お香のような印象でエキゾチックで官能的な甘い香り。スパイス、樹脂やバニラ、アニマルノートなどでまとめることが多い。

パウダリーノート

粉っぽいクラシカルで清潔感がある甘いソフトリーな香り。

ムスキーノート

温かみがあり、軽い石鹸のような清潔感を感じさせる香り

ウッディノート

樹脂や木々を感じさせる香り。重厚感や落ち着き、渋みを感じさせる

アニマリックノート

動物性の特有なハードさとセクシャリティを感じさせる個性的な香調

アンバリーノート

重厚感があり温かくほのかに甘い香り

シプレノート

コティのシプレがノート化された。オークモス(苔)をベースに柑橘、ローズ、ジャスミン、スパイス、樹脂、ベチバー、パチュリ、シダーウッドなど作られたドライで複雑な香り

フゼアノート

男性用に用いられる。ラベンダーにハーブとクマリンなどを合わせた香り。男らしさと誠実さを感じる香り。

まだまだ細く分類されてたりしますが、上記から自分の好きな香調を知っておけばOKです。

表情などを知っておくと自分のキャラクターや服装に合わせる時も便利ですね!

また付け方にも影響してきます。
例えばグルマンなどはオーデ トワレでも上手に纏わないとその甘さ故にクドく思われてしまうので、抑えめに肌にのせたり特徴に合わせて、シーンや付け方を工夫するのがいいでしょう!

まとめ

いかがでしたか。

香水の種類とジャンルを知っておくと、
選ぶのが楽しくなってきませんか?

あなただけの楽しい香水ライフを送ってくださいね!

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