ラベンダーを包み込む手

【超簡単】ラベンダーサシェの作り方

ラベンダーを包み込む手

こんにちは、暮らしと香りライターのきいろいナリーです。
家で過ごす時間が増えて、「気分を落ち着けたい、変えたい…」ということありませんか?

そんなとき、ほのかな優しい香りのサシェがオススメです!
今回は、入れるだけで簡単なラベンダーのサシェの作り方を紹介します!

1.サシェについて

1-1.サシェとポプリの違い

1-1-1.ポプリとは?

フランス語で「ごった煮料理」をさす『pot pourri』が語源とされています。

花や香草、スパイス、または精油などの香料を混ぜて瓶やポットなどの容器に入れ熟成させて作る室内香の一つです。

作り方は、花やハーブ、果物の皮などの乾燥した植物や精油などをブレンドして作るドライポプリ
生の花やハーブなどの材料を塩と混ぜて作るモイストポプリの2種類があります。

 

モイストポプリの作り方のコンテンツもあります↓↓↓

【5分でできる!】ローズマリーでお洒落ポプリの作り方!

1-1-2.サシェとは?

ポプリの仲間の1つであるサシェ。
ドライポプリに使用する、乾燥させた材料を袋に入れた物をいいます。

形は、日本の匂い袋に似た小さめの袋なのでバッグに忍ばせて外出先に持っていけますし、
お部屋に置いて香りやインテリアを楽しんだり、クローゼットや衣装ケースなどに入れて衣類に香りをつけたりできますよ。

2.サシェで使うラベンダーの種類

ラベンダーは、ヨーロッパで品種改良が盛んに行われたこともあって多くの種類が栽培されており、
ヨーロッパを中心におよそ40種類もの種類があるといわれています。

今回は、ドライハーブとして使われているイングリッシュ・ラベンダーを紹介します。

2-1.イングリッシュ・ラベンダー

ラベンダーの中で、最もメジャーとされており、
香りが良いため、精油やドライハーブとしても使われている種類です。
別名で

  • コモン・ラベンダー
  • トゥルーラベンダー
  • 真正ラベンダー

などとも呼ばれています。

名称はイングリッシュ・ラベンダーですが、フランス原産のラベンダーです。
そのため、日本の高い気温と多湿の気候に弱く、寒冷地で育てるほうが向いています。

ラベンダーには、多くの種類があるということを伝えましたが、
それぞれの成分や効果が異なる場合が多いので間違えて購入しないように注意してください!

2-2.イングリッシュ・ラベンダーの効果・効能

名前イングリッシュ・ラベンダー 
学名Lavandula augustifolia
科名シソ科
主な産地地中海アルプスの山岳地帯
主な成分酢酸リナリル・リナロール・フラボノイド・トリテルペノイド など

 

リラックス効果やスキンケア、虫除けなど、さまざまな場所に使うことができるラベンダー。

イングリッシュ・ラベンダーは、酢酸リナリルとリナロールという成分が多く含まれているところが特徴です。

これらが複合されることで、ストレスによる不安や緊張などの心身のトラブルを和らげて、気持ちを安定させたりリラックスさせたりする働きが期待されます。

また、鎮痛・抗炎症作用があるとされていることから、ニキビやフケなどのケアや日焼けしてしまった肌を回復してくれる効果もあるといわれています。

これら2つの成分には他にも、筋肉痛や腰痛、食欲不振や神経的な胃痛などの緩和にも効果があると言われています。

また、ポリフェノールの1種であるフラボノイドは、抗酸化作用やアンチエイジング、免疫力を整える物質として知られています。
体を酸化から防御して、細胞を酸化させて様々な病気を引き起こす活性酸素を抑える働きもあります。

2-3.おすすめのイングリッシュラベンダードライハーブ

2-3-1.量り売りラベンダー

イングリッシュ・ラベンダーのドライハーブです。
「最初から大袋を購入するのは…」、「少量から試したい…」という方に10g単位で量り売りをしてくれます。

サシェやポプリだけでなく、浴槽に入れたりお茶としても飲んだりすることもできますよ。

2-3-2.ラベンダードライハーブ 50グラム

同じくイングリッシュ・ラベンダーのドライハーブです。
サシェやポプリなどの使用の他に、お茶として飲んだり、石鹸やアロマワックスなどのクラフトに使ったりすることができます。

3.サシェの作り方

材料
・ラベンダー(乾燥したもの)…60g
・お茶パック(不織布の袋)…1枚
・サシェ袋…1枚

作り方
①お茶パックに乾燥したラベンダーを入れる
②サシェ袋に入れる
入れるだけでできるので簡単です!
お茶パックは、ドライハーブがサシェ袋の中で粉々になったときに溢れてこないように使っています。

応用編
お好みの精油やポプリ用に作られたポプリオイルなどを加える場合
材料
・ラベンダー(乾燥したもの)…60g
・精油…2~3滴
・お茶パック(不織布の袋)…1枚
・サシェ袋…1枚
・密閉袋…1枚

作り方
①密閉できる袋にラベンダーを入れる
②精油やポプリオイルを垂らす
③袋を締めて軽く振って混ぜ合わせる
④直射日光が当たらない暗所で、2~3週間寝かせる
⑤お茶パックに乾燥したラベンダーを入れる
⑥サシェ袋に入れる

「布を用意するのも面倒…」という方は、折り紙で箱や袋を折った中にドライハーブを入れてもおしゃれです!
サシェ袋は、お好みの布やレースなどで手作りしたり、布に刺繍をしてもステキだと思います。

4.オススメのラベンダーサシェ

作るのもとっても簡単でおすすめですが、
お時間がない方はすでに出来上がっているサシェを使うのもありです!

お手頃で使いやすいおすすめおラベンダーサシェをご紹介します!

4-1.ナチューヴォ (natuvo) 衣類防虫ケア

ラベンダーやスペアミント精油などを使用した、引き出しや衣装ケース用の防虫剤です。
無農薬栽培されたオーガニック成分が大切な衣類を虫から守ってくれます。

4-2.DURANCE デュランス エンベロープ

精油で香り付けされたサシェです。
ラベンダーの他にも、6種類の香りから選ぶことができます。

サイズも小ぶりで、ユニセックスなシンプルデザインなので、バッグに忍ばせても良いかもしれません。

4-3.ラベンダー香りサシェ

ラベンダーの優しい香りが楽しめるサシェです。
紐がついているので、ハンガーやドアノブにもかけることがでます。

シンプルなデザインで、インテリアに合わせやすいところも嬉しいポイントです。

おわりに

今回は、簡単に作れるラベンダーサシェの作り方を紹介しました!

ドライハーブは、ラベンダーの他にもたくさん種類があるのでお好みのハーブとブレンドしてピッタリのものを探しても良いと思います!

参考

・フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ポプリ
・dinos ガーデンスタイリング『おうちでいい香りを楽しもう! 簡単ハーブサシェの作り方』
・健康長寿ネット『フラボノイドの種類と効果と摂取量』

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