こんにちは。
“暮らしと香り”です。
香水によく使われているベチバー。
どんな植物かご存知ですか?
ベチバーはインド産のイネ科の植物で、精油にも使われている香りなんです。
ベチバーの香りはベースノートに位置し、
力強さと安定感をもたらし、香水を綺麗にまとめてくれます。
今回はベチバーの香りと、ベチバーが香るおすすめ香水をご紹介させていただきます。
ご参考いただけたら嬉しいです!
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2.ベチバーの香りとは?
香水となった時のベチバーの
香水と聞くと、フローラルの香りやハーブのようなスッキリとした香りを連想しますが、ベチバーはその対極でどことなくじめっとして、香りも土っぽい香りが残ります。
それなのに、なぜ香水に使われるの?
と感じるかもしれませんが、大地を感じられる独特な香りは、
香水全体の印象を引き締めてくれのです。
ベースノートにベチバーがあることで安定感がある香水に仕上がるので、香水によく使われるんですね!
ベチバーの香りの特徴
ベチバーの香りの特徴をもっと詳しく見ていきましょう。
★大地のような自然を感じられる香り
ベチバーはどっしりとした生命力溢れる香りです。
緑の多いところに雨上がりに行くと、植物の香りと土が混ざったような香りがしますが、あれこそベチバーの香りのイメージと言えます。
どこか湿っぽい土の香りを感じる活力に満ちた香りです。
★静かな存在感を放つお香のような香り!
ベチバーはインド産の植物だからでしょうか。
「オリエンタルな香り」「お香っぽい」と称する方もいます。
明るい眩しさのある香りではありません。
じめっとしているようなどちらかといえば「陰」の雰囲気のある香りです。
ですが、そこにハマる人が多いのも事実!
ベチバーならではの魅力がしっかりとあります。
★メンズ香水に使われる事が多い
力強さや土っぽいアーシーな香りのドライダウンは
女性向けというより男性向けの香りです。
もちろんレディースの香水でベチバーが使われる事がありますが、
相性がいいのは断然男性だと思います。
サムライやウルトラマリンのような爽やかな香水にも
頼り甲斐がある男らしさの印象を加えてくれます。
3.ベチバーが香る香水 おすすめ10選!
そんなベチバーが使われている代表的な香りを10選見ていきましょう。
ベチバー/ゲラン
【メンズ】
トップノート:
ベルガモット、コリアンダー、レモン、マンダリン、ネロリ
ハートノート:
ベチバー、シダー
ベースノート:
タバコ、クルミ、コショウ、トンカビーン
ベチバーを前面に押し出した香水です。
香水が完成したのは1961年とかなり前なのですが、時代に合わせて改良し、今販売されているものは2000年にリニューアルされたものとなっています。
ボトルデザインも変わり、中の液体の色も変わりましたがゲランならではのクラシカルな香りは」そのままです。
ハーブっぽさと、スパイシーな香りが楽しめる香水なのでメンズ香水ですが、甘めの香りが苦手な方は女性でももちろんお使い頂けます。
爽やかでちょっぴり刺激的な個性的な香りだと思います。
★ベチバー
オー ソバージュ/クリスチャン ディオール
【メンズ】
トップノート:
カラブリアンベルガモット、マンダリン、グレープフルーツ
ハートノート:
ガルバナム、プチグレイン、へディオーネ、ピンクペッパー
ベースノート:
ベチバー
1966年に発売された香水を時代に合わせ、軽やかにリニューアルしたものになります。
爽やかになり使いやすくなりました。
トップはグレープフルーツなどの柑橘類の香りが際立ち、フレッシュです。
そして、スパイシーな香りが加わり、ラストはベチバーで締めくくる安定感のある香水です。
爽やかさと深みを両立した魅惑的な香りとなっています。
ボトルも斜めに立体的なラインが施されたオシャレなもので、自分の魅力を底上げしてくれるアイテムとなってくれそうです。
★オー ソバージュ オードトワレ
テール ド エルメス/エルメス
【メンズ】
トップノート:
オレンジ、グレープフルーツ
ハートノート:
ローズ、パチョリ、ゼラニウム
ベースノート:
ベチバー、ペッパー、ベンゾイン、シダーウッド
エルメスらしい上品な香りの香水です。
トップこそシトラスが弾けますが、全体的にアーシーでウッディな香りです。
大人しいけど力強く、紳士的で頼り甲斐があるオトナな香りです。
スーツにもよく似合います。
ウッディが好きな男性は一度、試してもらいたい香り。
★テール ド エルメス
サムライ/アランドロン
【メンズ】
トップノート:
ベルガモット、ジャスミン、ローズ
ハートノート:
レッドペッパー、タラゴン、シダーウッド
ベースノート:
サンダルウッド、ベチバー、バニラ、ムスク
爽やかなメンズ香水の代名詞ともいえるこちらの香水。
香水に余り詳しくない方でも知っているであろうというぐらい有名ですよね。
気になる名前の「サムライ」ですが、日本の名優の三船敏郎さんをイメージして作られた香りになっています。
「サムライ」という名前だから渋みのある重たい香りかと思いきやそんなことはありません。
ジャスミンやローズとオリエンタルフローラルの香りから始まり、バニラも使われているエキゾチックでふんわりとした甘さもある香りです。
ですが、ベチバーやサンダルウッドのウッディさできちんと引き締め、心地の良い安定感が上手に表現されています。
身に纏えば爽やかで清潔感のある男性を演出してくれるはず!
おすすめの香水ですよ。
★サムライ
ブルガリ マンウッド エッセンス/ブルガリ
【メンズ】
トップノート:
イタリア産シトラス、コリアンダーエッセンス
ハートノート:
サイプレスウッド、ハイチ産ベチバーエッセンス
ベースノート:
シダーウッド、アンバーグリスアコード、ベンゾイン
ベチバーを中心とした力強いウッディノートにシトラスの爽やかさを加えた香水です。
ハッとするような活き活きとしたグリーンの香りが突き抜け、森林浴をしているかのような心地良さを感じられるはずです。
グリーン系の香りが好きな方におすすめしたい1本です。
都会に住んでいたらなかなか森林の生命力に満ちた香りを感じられないと思いますが、この香水があれば植物の持つパワーを自宅にいながら感じることができます。
元気がない時、リフレッシュしたい時、香りを嗅いでみたらきっと癒されること間違いなしです。
★マン ウッド エッセンス
ブルガリ マン エクストレーム/ブルガリ
【メンズ】
トップノート:
ピンクグレープフルーツ、カラブリア産ベルガモット、カクタス・サップ
ハートノート:
ホワイトフリージア、グアテマラ産カルダモン、ベジタルアンバー
ベースノート:
バルサウッド、ハイチ産ベチバー、ラオス産ベンゾイン
ウッディの香りとオリエンタルフローラルの香りを感じることができる香水です。
ブルガリならではの上品さをベースに、大胆に力強いグリーンの香りを演出しています。
2013年に発売されたまだまだ新しい香水ですが、黒と白の二層化されたスタイリッシュなデザインからも現代的な雰囲気が伝わってきます。
これまでいくつもウッディベースの香水を打ち出してきたブルガリの伝統を大切に、新たに生まれたフレッシュなウッディーノートの香りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
★ブルガリ マン エクストレーム オードトワレ
ウォモ/ルチアーノ・ソプラーニ
【メンズ】
トップノート:
ベルガモット、カラブリアン産レモン、アップル、パイナップル、ナツメグ、シナモンクローブ、ホワイトペッパー、ブライトグリーンノート
ハートノート:
ラベンダー、マリーゴールド、ジャスミン、オレンジフラワー、ヴァイオレット、リリー
ベースノート:
アトラスシダー、エボニー、ベチバー、アンバー、ムスク
ハーブとグリーンが爽やかに大胆に香る香水です。
トップはフルーツもたくさん配合され、甘さもありフルーティーです。
ミドルは様々なお花が香り、華やかさもあります。
なので、渋みだけが目立つ香水というわけではなく、女性でも使いやすいと思います。
香調はフルーティーウッディなので、ラストは落ち着きや温もりを感じられる香りです。
★ウォモ
トゥルーラブ/エリザベス・アーデン
【レディース】
トップノート:
フリージア、すずらん、ホワイトローズ
ハートノート:
ジャスミン、蓮の花、アイリス、白檀、水仙
ベースノート:
サンダルウッド、ベチバー、ムスク
柔らかいお花の香りに満ちた瑞々しさのある香りです。
ミドルはオリエンタルな香りもし、日本人でも馴染みの深い香りと言えるのではないでしょうか。
ラストはムスクやウッドが暖かく香り、心も癒される香水だと思います。
ベチバーが含まれていても癖は少なく、香水初心者の方でも使いやすい香りと言えます。
高級感のある白が基調のボトルも素敵ですよ。
プレゼントに渡しても喜ばれそうです。
★トゥルーラブ
ウルトラマリン/ジバンシイ
【メンズ】
トップノート:
ベルガモット、ウォーターフルーツ、カルバナム、シクラメン
ハートノート:
ミント、ローズ、カルダモン、マダガスカルクローブ、セージ
ベースノート:
シダー、オークモス、ベチバー、タバコ
とっても爽やかな香りで知られる「ウルトラマリン」
名前の通り海のきらめきを感じられる香りに仕上がっています。
フルーティーさとスッキリとしたミントがあり、夏の爽やかさを感じさせてくれますよね。
ラストは一転、深みと重さのある香りへと変わっていきます。
メンズ香水の王道ともいえる香水なので、香水選びに迷った時は「ウルトラマリン」を選ぶと外さないのでおすすめですよ!
★ウルトラマリン
ラッシュ/グッチ
【レディース】
トップノート:
南アフリカ産フリージア、カリフォルニア産ガーデニア、コリアンダ・シード
ハートノート:
ダマスカス・ローズ、マドラス産ジャスミン
ベースノート:
ジャワ産パチョリ、バニラ、バーボン・ベチバー
1999年に発売され、2000年には様々な香水の賞を総なめした香水です。
印象的な四角い赤いボトルもとっても目を惹きますよね!
その香りはオリエンタルフローラルとバニラの甘さがあり、女性らしい香りです。
そんな中にパチョリやベチバーのグリーンが際立ち、力強さも見せてくれますよ。
しなやかで美しい現代を生きる女性にぴったりな香りと言えるのではないでしょうか。
★ラッシュ
4.ベチバーが香る香水 おすすめの纏い方
ベチバー香る香水おすすめのシーン
ベチバーが香る香水の多くは、そこまで主張が強く香りません(ラッシュは除く)。
なので、仕事使いでも、プライベートでもどちらでも活躍してくれます。
ドシッと落ち着きがある香水が多いので、
男性ならスーツスタイルと合わせることで余裕のあるビジネスマンを演出できるでしょう。
賦香率(濃度)によってつけ方を変える
香水のタイプ | 賦香率 | 持続時間 | つけ方 |
---|---|---|---|
オーデコロン | 3~5% | 1~2時間 | 面でつける |
オーデトワレ | 5~10% | 3~4時間 | 線でつける |
オーデパルファム | 10~15% | 半日くらい | 線でつける |
パルファム | 15~25% | 半日〜1日 | 点でつける |
香りに種類があるのはご存知ですか?
賦香率、つまり香料の濃度によって香水の種類が違います。
香水の種類によってつける量やつけ方を変えないと香りすぎてしまうなんてことも…。
どのタイプの香水を使っているかきちんと把握して綺麗に纏いましょう!
◉オーデコロン:
賦香率が低く持続性はないです。
あっさり使えるアロマティックやシトラスノートのものが多く日本人が使いやすい種類です。
比較的量の調節を気にしないで使用することができます。
◉オーデトワレ:
日本にはこのタイプが多く、メンズはほとんどはコレです。
線でつけると言われていますが、スプレーのまま使ってもらって大丈夫です。
トワレでも濃い香りもあったりするので、香りによって量やつけ方を調整しましょう。
◉オーデパルファム:
オーデトワレのように使えますが、やはり線でつけると言われています。
線でつける時はロールオンタイプのアトマイザーがあると、量も調整しやすくて便利です。
しっかり香るのでトップノートからベースノートまでストーリーを楽しむことができます。
◉パルファム:
日本ではあまりありません。
実はパルファムが”香水”にあたり、クラシックな香水はパルファムがオリジナルのものが多いです。
少量でしっかり香り、持続力も高く。芳醇なオリジナルの香りを楽しむことができます。
5.香水初心者向けコンテンツ
香水初心者の方、付け方がわからない方向けのコンテンツも配信しております。
よかったらご参考くださいね!
香水の付け方ノウハウ↓↓↓
香水の香り方ノウハウ↓↓↓
香水にも種類とジャンルがある↓↓↓
おわりに
いかがでしたか?
ベチバーの香りはちょっぴり癖のある独特がグリーン系の香りです。
癖があるからか「土のよう」「お香みたい」と嗅ぐ人によって評価が分かれたりもします。
派手さはない香りですが、生命力えお感じることのできる重みのある香りです。
出ているブランドによってそれぞれ特徴が異なるので、気になる香りがあれば是非試してみてください。
それではまた、次回のコンテンツで!