身にまとう香りといえば、香水が思い浮かぶのではないでしょうか?
香水の他にも、植物油と香料が配合されている香油というものがあるんです!
今回は、香油について紹介したいと思います。
1.香油とは?
香油は、植物油に天然香料や精油、香料となる植物などを漬け込んだものです。
日本では、アロマオイルとも呼ばれ、香りを楽しむ他にもマッサージや保湿などにも使われています。
1-1.香油の効果
香水と同様に、体温が暖かい場所に塗って香りを楽しんだり、
髪の毛先や肌がカサついたり、パサついたりしやすい部分に塗ることで、
保湿してくれる効果も期待できますよ。
また、肌が敏感で方香水に含まれるアルコールが合わないという方にも、
香油は香りを楽みながら保湿もしてくれるので一石二鳥です!
配合されているオイルや香料によっても効果に多少の違いがあります。
1-2.香油と精油の違い
香油は、直接肌に塗って香りを楽しんだり、オイルマッサージや肌の保湿などにも使うことができます。
それに対して、精油は原料となる植物を圧搾したり、蒸したりして抽出するエキスのことです。
芳香成分がギュッと詰まった精油は、原液では成分が強いため、直接肌に塗ることはできません。
1-3.香油と香水の違い
香油は、香料の希釈に植物油が使われています。
それに対して、香水は香りの元となる天然香料や合成香料をアルコールで溶かした液体です。
香水は、アルコールの揮発とともに短時間で香りがしっかりと立ち始めますが、
香油は柔らかな香りがゆっくりと立つのが特徴です。
2.いつから使われていたの?
香油は、古代エジプトで紀元前3000年~紀元前2000年頃から使われていたという説があります。
ちなみに、アルコールで香料を溶かす香水が誕生したのは、10世紀ごろと言われています。
当時の宗教観では、香油が生きるために必要な食事と同じくらい高価で価値の高いものだったため、
ファラオなどの権力者たちは、毎日行う儀式で使用したり、死後埋葬された墓にも香油が収められていました。
そのため香油は、「エジプシャンオイル」や「エジプシャンオイル」などとも呼ばれており、
現在も宗教上アルコールの飲酒や使用が禁止されているアラブ諸国などで多く使われています。
3.オススメの香油
マッサージオイルや保湿液として使いたいものとパフュームオイルとして香りを楽しめる香油のそれぞれを紹介します!
3-1.ボディケアやスキンケアにも使える香油
3-1-1.小豆島 オリーブオイル ひとはだ香油 ボディスキンケアーオイル 30ml
小豆島産のオリーブオイルと天然ハーブを使用した香油です。
香りは、ラベンダーを基調とした香りで優しく香ります。
オリーブオイルに含まれる、オレイン酸は肌の皮脂膜にも含まれている成分でスーッと馴染んでくれますし、
ビタミンEは肌を乾燥から守り血色やツヤを良くしてくれます。
食用のオリーブオイルや天然の香料を使用しているので、皮膚が薄い唇にも塗ったり、赤ちゃんに使うこともできますよ。
3-1-2.小豆島エキストラバージンオリーブオイル美容液 「香美」(KOUMI) 20ml
小豆島産のエキストラバージンオイルとビターオレンジの花から少量しか採ることのできないネロリ精油を配合した香油です。
ネロリ精油は、肌のシワやたるみを引きしめたり再生を促したりする作用も期待できる精油です。
オリーブオイルやネロリ精油の美容成分がたっぷり入っているので、
乾燥肌や敏感肌などでお悩みの方に、潤いや保湿をもたらす美容液としての使用がオススメです。
3-1-3.リブレライフ ブラン‐ドリップ Bran‐drip 100ml
日本人になじみがある植物油として、米ぬかオイルや飲む香油として特別に作られた天然のダマスクローズが配合された香油です。
配合されているダマスクローズ油は、シワやたるみを引き締める作用や細胞の成長を促進させる作用などがあると言われており、
乾燥肌や敏感肌などさまざまな肌の方に使うことができます。
配合されている成分は、100%天然の食品成分でできているので、料理や水仕事などの際に手荒れ予防としても安心して使うことができますよ。
3-1-4.タヒチ モノイティアレ オイル 120ml
タヒチで有名なオイルで、ココナッツオイルにティアレの花の蕾などを漬け込んで作った香油です。
香りも7種類から選ぶことができ、どれも南国を思わせる甘めで華やかな香り。
甘い香りがお好みの方にピッタリです。
香りを楽しむだけではなく、マッサージオイルやボディーケア、ヘアケアなどとしても使えて一石二鳥で楽しむことができますよ。
3-1-5.ナリン センシュアルオイル 15ml
オレンジ油やイランイラン油、ラベンダー油など7種類の精油が配合された、
肌に直接塗ることができるアロマオイルです。
トップノートであるオレンジ油から香りさりげない甘い香りと続きます。
配合された精油の多くは、イライラや不安などの気持ちを落ち着けてリラックスさせてくれたり、気分をリフレッシュさせてくれる効果も期待できます。
香水同様に、香りが立ちやすい体温が高い場所につけて香りを楽しむこともできますし、
アロマバスやアロママッサージなどにも使うことができますよ。
3-1-6.WELEDA(ヴェレダ) アルニカ マッサージオイル 50ml
香油からは少しそれてしまいますが、肩コリやむくみの解消、スポーツの前後のマッサージなどにオススメのマッサージオイルです。
肌のアンチエイジング効果があると言われているヒマワリ種子や
花の部分に150種類以上の有用な成分が含まれているアルニカ花エキスが配合されています。
これは、特に血行を促進効果したり、炎症を抑えたりする効果があと言われています。
100%天然由来の成分でできており、爽やかでほのかなハーブの香りが印象的です。
3-2.パフュームにも使える香油
持ち運びにも便利で、外出先でもつけやすいロールオンタイプを紹介します!
3-2-1.MOR(モア) ロールオンパフュームオイル ライチーフラワー 9ml
ライチフラワーという珍しい香りですが、爽やかなライチの香りとフルーティな甘い花の香りが心地いいパフュームオイルです。
つけたときは、ライチとフラワー両方が香り、時間が立つにつれてライチが残る香りです。
保湿成分として配合されているマカダミアオイルやうるおい効果を期待できるアーモンドオイルも配合されているので、敏感肌の方や乾燥肌の方にもピッタリ。
容器やパッケージのデザインも高級感があり、可愛いので持ち運びにもぴったりですよ。
3-2-2.Malie Organics パフュームオイル プルメリア 10ml
ハワイらしい南国を思わせるプルメリアの香りのパフュームオイルです。
つけたての清々しい香りから徐々に甘い花の香りに変わっていきます。
活性酸素を抑えるアンチエイジング効果があるヒマワリ油や肌を強い紫外線から守って、
傷んだ肌の炎症を抑える働きがあると言われているククイナッツ油が配合されており、肌をいたわってくれるますよ。
容器のデザインも上品ですし、プレゼントにもおすすめです。
3-2-3.PARFE(パルフェ) オイル パフューム NO.5 フローラル 10ml
香りは、世界各地で有機栽培された植物を原料に作られたエッセンシャルオイルを使用しています。
こちらはジャスミン、ローズ、ムスクの香りで、つけたては植物のローズを思わせる香りからはじまり、後を追いかけるようにジャスミンとムスクの香りが立ちます。
優しく香るので、さりげないオシャレにオススメです。
また、配合されているアンズの核油は、乾燥肌に保湿と潤いを与えてくれる一方で、オイリー肌には皮脂の分泌を調整してくれるので様々なタイプの肌にあうと言われています。
おわりに
今回は、香油の効果やおすすめについて紹介しました。
香油には、香りを楽しむものや美容液として保湿効果が高いものなどがあります。
ぜひ、自分にピッタリの香油を探すとき参考にしてください!
参考
・PANTALA『エジプト香油とは』