こんにちは。
“暮らしと香り”の香りコーディネーターのクークンです。
今回は、男性も女性もつける事ができる木々の香り、ウッディ系の香水をご紹介します。
ウッディ系とはその名の通り、スギやヒノキ、お香の香りなど、どこかアジアンチックにも感じる香りが多く使われています。
日本でも昔からなじみのある香りなので、つけやすいと感じる方も多いかもしれません。
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2.ウッディ系の香水とは?
ウッディ系の香水とは名前の通り、樹木の香りがする香水です。
樹木といっても、コテージや新居の木の香りではなく、特別な樹木から取れるオイルから作られた香水です。
樹木にも様々な種類がありますが、香りの大きな特徴としては癒し効果が大きいという事です。
自然浴、マイナスイオンなどの言葉があるように、樹木には人を癒す香りを持っています。
ウッディ系の香りの特徴
長く香る
ウッディ系の特徴の1つに残香性が高く、蒸散性が低いという特徴があります。
つまりはシトラスやフルーツのようにガツンと香ってパッと消えるのではなく、
長くどっしり最後まで香ります。
そのため、ベースノートに添えられることがほとんどなのです。
トップからハートまでの様々な香りがベースのウッディに溶けていくことで、
官能的であったり温かみがあったりと様々な表情を魅せてくれます。
サンダルウッドとシダーウッド
ウッディ系の香水には「サンダルウッド」、「シダーウッド」この2つの香料が入っている事が多いです。
それぞれの香りを詳しく見てみましょう。
サンダルウッド(白檀)の香り・・・
サンダルウッドは日本では「白檀(びゃくだん)」という名で親しまれています。
白檀は日本でもとてもなじみ深い香りで、仏壇にお供えする時の線香、または、お香にも使われています。
落ち着きのある大人っぽい香りと、優しさを感じさせる甘い香り、2つの顔をあわせ持っています。
シダーウッドの香り・・・
シダーウッドは針葉樹の中の種類の名前です。
アトラスシダー、バージニアシダー、日本でもよく知られている杉、ヒノキなどが含まれます。
樹木の肌触りを感じさせる乾いた香り、少しスパイシー、スモーキーな香り、樹木の甘い香りなど木の種類や調合によって変化します。
一言でいうのであれば、ドライな香り、森林の香り、と例えられる事が多いです。
このように、ウッディ系の香水は大きく分けると甘い香りがするもの、スパイシーな香りがするものの2つに分けられます。
昔からウッディ系の香りは神秘的なもの、信仰のシンボルとして使われてきていたため、上品な香り、そして癒しの香りとしても有名です。
ウッディ系香水のオススメの付け方
ウッディ系の香水は普段身近にある樹木香りのベースとなっているので、多くの人に好まれます。
ウッディ系香水を使うおすすめの時期
サンダルウッドが採取されるのは香りが1番強くなる6月から9月の時期です。
そのため夏の終わりから秋にかけてつける事をおすすめします。
夏は汗をかきやすく、ものによっては甘い香りが少し重さを感じさせてしまうかもしれません。夏の終わりの少し肌寒くなってきた時や、秋の深まりにウッディ系の香水はぴったりです。
ウッディ系香水をつける時のポイント
香水によってはトップの香りがスパイシー過ぎて苦手かもしれない、と思う事があるかもしれません。
ですが、時間を経て好みの香りに変わる事もあるので、香水によってつける場所を変え、香りの変化を楽しんでみましょう。
香水をつけるおすすめの部位
ビジネスシーンにも使える香水が多いでしょう。
男性の場合は女性よりも体温が高く香りが強く伝わってしまう事もあるのでつけ過ぎには注意が必要です。
顔の近くは避けた方がベターです。
★おすすめの部位
- ひざ裏
- 足首
香りを強くしたい場合は量を調節した上で
- 耳の後ろ
- 腕の内側
をおすすめします。
好きな人の匂いに合わせてつけるのがおすすめ
ウッディ系香水はどちらかといえば、男性が好む香水です。
甘過ぎず少しスパイシーなウッディ系香水は男性向けの商品が多く展開されています。
女性からウッディ系の香りがした時に、これはあそこの商品だ、もしくはいい香りだと感じる事もあるでしょう。
相手の香りの好みを知っていれば、ぜひ、その香りを付けてみてください。
香りは記憶とセットでとても印象に残ります。
相手に自分の存在を気づかせるためにもウッディ系の香水をつけてみる価値はあります。
香りが自分に合っているかどうか
どの香水にも言える事ですが、年齢やTPO、普段の服装などにマッチしているでしょうか。
ウッディ系の香りは、男性がつけると落ち着いた雰囲気、女性がつければ大人っぽい、クール、と受け取り方が異なります。
中には個性を強調する香りもあるので、ファッションの1部として自分に合う香りをつけるようにしましょう。
女性の場合は、ユニセックスな香水という位置づけでもあるので、女性らしさも兼ね備えた香りを選ぶといいかもしれません。
3.ウッディ系香水のオススメ11選(メンズ)
リュー ランセ オー・スペルブ/ランセ
トップノート:
マンダリンオレンジ、ミント、グレープフルーツ、プチグレイン
ハートノート:
シナモン、ローズ、カルダモン、ペッパー
ベースノート:
パチョリ、アンバー、レザー、ウッディノート
ランセはナポレオン皇室の香りを作っていた老舗ブランド。
フランスの魅力がたっぷり詰まった香り作りをしているのが特徴です。
そのランセのリューランセのラインから唯一のウッディノート。
芳醇なローズの香りに、カルダモン、ペッパー、シナモンがエキゾチックな色香を添えるハートから、 しなやかに香り立つパチョリ&ウッディを、アンバー、レザーのベースが香りを押し上げてどっしりとした安定感をもたらしてくれます。
男性的なエレガンスと包容力を演出する、あたたかな印象のアロマティック・ウッディ。
★リュー ランセ オー・スペルブ
トリオンフ/ランセ
トップノート:
ベルガモット、カルダモン、ビターオレンジ、タンジェリン
ハートノート:
クラリセージ、タラゴン、シナモン
ベースノート:
パチョリ、ベンゾイン、インセンス、ベチバー、レザー、グアヤクウッド、バニラ、アンバー
こちらはランセのインペリアルコレクション。
その名に相応しい格式高いウッディです。
ベルガモットやネロリ、ブラックペッパーのエッジが効いたトップ。
イリス、インセンス、ムスクのハートで清潔感がありますが、
力強いベースノートに支えられているため、芯のある強い男性のような香りになっています。
『トリオンフ(勝利)』の象徴であるオベリスク(モニュメント)を模したフラコンも美しく、所有欲をかき立てられる逸品。
★トリオンフ
ル・ヴァンカー
トップノート:
スイカ、グレープフルーツ、ジンジャー、メロン、ベルガモット、マンダリンオレンジ
ハートノート:
ラベンダー、ナツメグ、ゼラニウム、スズラン、ジャスミン
ベースノート:
ベチバー、レザー、アイリス、サンダルウッド、アンバー、ムスク
スパークリングなシトラス&ジンジャーにメロン、スイカのアクアティックな甘さを合わせたオゾン調のトップ。
エッジの効いたラベンダー、ジャスミンやスズランの清楚なホワイト・ブーケに、ナツメグがエキゾチックな色香を添えるハート。
アイリスやムスクのパウダリーをレザーとベチバーでドライに引き締めたベース。
『ヴァンカー(征服者)』の威厳を醸し出す、エレガントなアロマティック・ウッディの香り。
★ル・ヴァンカー
アーバン ヒーロー /ジミー・チュウ
トップノート:
ブラックペッパー、フィンガーライム
ハートノート:
ベチバー、ローズウッド
ベースノート:
レザー、アンバーグリス
ジミー・チュウが掲げるモダンな男性像を表現した、2019年発売の新しいフレグランス。
フィンガーライムにブラックペッパーをきかせた鮮烈なトップから、ベチバーとローズウッドが静かなトーンで香るスピリチュアルなハートへと。
レザーとアンバーグリスをベースに野性的な雑味を加え、どっしりと奥行きのある香りに仕上げています。
神秘的な色気を放つ、力強いオリエンタル・ウッディの香調。
★アーバン ヒーロー
ブリット フォーヒム/バーバリー
トップノート:
グリーンマンダリン、ベルガモット、フレッシュジンジャー、フローズンカルダモン
ハートノート:
ワイルドローズ、ナツメグ、シダーウッド
ベースノート:
オリエンタルウッド、グレームスク、トンカビーン
切れ味があるスパイシーウッディの香りです。
クールでシャープなスパイスを温かみがあるウッディ、トンカビーンを合わせることで、 まさに英国紳士、ジェントルマンを描いた香水です。
★ブリット フォーヒム
マン ウッド エッセンス/ブルガリ
トップノート:
砂糖漬けの柑橘類、レモンゼスト(レモンの皮のすりおろし)、コリアンダーリーフ
ハートノート:
サイプレス、シダー、ベチバー
ベースノート:
ベンゾイン
サイプレスやレモンゼスト(レモンの皮のすりおろし)を用いてオリジナルをよりアロマティックにアレンジした、『ブルガリマン』のニューエディション。
砂糖漬けシトラス&レモンゼストにコリアンダーリーフをきかせた、活気あふれるトップ。
サイプレスやシダー、ベチバーがのびやかに香り立つ、森の空気のように清浄なハート。
フレッシュなノートを華やかに拡散する、ベンゾインのベース。 生命力を感じさせる、若々しいアロマティック・ウッディの香調。
若い人、ミドルやシニアまで幅広くつける事ができます。
★マン ウッド エッセンス
マン ウッド ネロリ/ブルガリ
トップノート:
ネロリ、ベルガモット
ハートノート:
オレンジブロッサム、バージニアシダー、キプリオールオイル
ベースノート:
ウッディノート、アンバーグリス、ホワイトムスク、アンバー、レザー
シトラス調の芳香を放つ花々を主役にオリジナルをより軽やかにアレンジした、『ブルガリマン』のニューエディション。
ネロリとベルガモットが華やかに香り立つ、みずみずしく鮮烈なトップ。
シダーとキプリオールをベースにオレンジブロッサムがほころぶ、フレッシュでエレガントなハート。
アンバーグリスやウッディ・ムスクの甘さにレザーがドライな表情を加えるモダンなベース。
しなやかなマスキュリンを演出する、快活で洗練されたフローラル・ウッディの香り。
★マン ウッド ネロリ
グッチ バイ グッチ プールオム/グッチ
トップノート:
サイプレス、バイオレット、ベルガモット
ハートノート:
タバコリーフ、ジャスミン
ベースノート:
パチョリ、レザー、アンバー、エレミ・レジン、オリバナム
『Gucci』の精神性をダイレクトに表現した、ノーブルで力強いシプレ・ウッディ。
ベルガモットとサイプレスにバイオレットが甘さを添える上品なトップから、タバコとジャスミンが芳しく香り立つハートへと。
ドライでスモーキーなレザーやコクのある樹脂系香料、土の香りを思わせるパチョリをベースとし、グッチらしいモダンで重厚な世界観を実現。
★グッチ バイ グッチ プールオム
ギルティ アブソリュート プールオム/グッチ
トップノート:
レザー
ハートノート:
サイプレス、パチョリ
ベースノート:
ウッディノート、ベチバー
自らの『男らしさ』を自由に再定義する、常識に縛られない男性のために作られた『ギルティ』のニュー・エディション。
スモーキーなレザーで始まる斬新なトップ。
サイプレスとパチョリがアロマティックなハート。
ウッドとベチバーが潤った土の香を想起させるアーシーなベース。
最高にリッチでエレガントなオリエンタル・ウッディの香り。
★ギルティ アブソリュート プールオム
テール ド エルメス/エルメス
トップノート:
オレンジ、シトラス、ウォーターノート
ハートノート:
ゼラニウム
ベースノート:
ウッディノート、セダー、パチョリ
柑橘系とペッパー、そして火打ち石。
地球に存在する生命を持つもの全てをミネラル感あふれる香りで表現。
包容力や壮大、という言葉がぴったりな香水です。
檜のようなツーンとした香りはまるで墨のよう。背筋も伸びるような気持ちになります。
★テール ド エルメス
チプレッソ ディ トスカーナ /アクア ディパルマ
トップノート:
オレンジ、プチグレン、スターアニス(八角)、エレミ
ハートノート:
セージ、ラベンダー
ベースノート:
サイプレス、マツのウッディバルサミック
トスカーナ地方の自然を表現した香水です。
香りをまとった瞬間、トスカーナの大きな自然を前に解放された感覚、エネルギーが体の底から溢れるような気分になります。
トップからハートにかけては視覚に映る自然の恵みを表現、べースは自然の静寂さに包まれるようなイメージです。
★チプレッソ ディ トスカーナ
4.ウッディ系香水のオススメ6選(レディース)
バレリーナNo3/パルファンロジーヌ
トップノート:
フューシャフラワー(フクシア)、ローズのつぼみ、ブラックペッパー、ピンクペッパー
ハートノート:
ブラックローズ、バイオレットリーフ
ベースノート:
サンダルウッド、ウード、カシュメラン*、キャラメライズバニラ、セダーウッド、パチョリ、アンバー
『白鳥の湖』のブラック・スワンをイメージした、『バレリーナ』シリーズの第三弾。
ローズとフクシアがやわらかくほころぶ、生命力にあふれたみずみずしいトップ。
ブラック・ローズとバイオレットリーフがパウダリックに香り立つ、パワフルなハート。
焼けるようなキャラメル・バニラの甘さにカシュメラン(ウッディ・ムスク調の芳香を放つ合成香料)がベールをかける、妖艶でミステリアスなベース。
観る者の心を魅了する、繊細かつ大胆なフローラル・ウッディの香り。
★バレリーナNo3
ワンミリオン/パコラバンヌ
トップノート:
ブラッドマンダリン、グレープフルーツ、ミント
ハートノート:
シナモン、ローズ、スパイシーノート
ベースノート:
アンバー、レザー、ウッディノート、インディアンパチョリ
滴るようなマンダリン&グレープフルーツにミントでエッジをきかせた、鮮烈なトップ。
みずみずしいローズをシナモンがあたたかく彩る、芳醇でエキゾチックなハート。
やわらかく香り立つアンバーの甘さをレザーとパチョリがドライに引き締める、モダンなベース。
人間を魅了し続けるゴールドの魅力に着想を得た、お洒落なオリエンタル・ウッディの香り。
★ワンミリオン
モダンミューズ/エスティローダー
トップノート:
プラム、アルテミシア
ハートノート:
チュベローズ、ユリ、ペタリア、ハニーサックル、ジャスミンサンバック、ジャスミン
ベースノート:
パチュリ、アンバー、ムスク、バニラ、ウッディノート
現代女性の生活を表現したような香水です。
フローラルとウッディ、オンとオフ、自信を持ち生き生きと暮らす姿、また官能的で温かみのあるアンニュイな姿、女性の2面性を表現しています。
★モダンミューズ
深呼吸する
【ユニセックス】
エッセンシャルオイルの心理的な効果に着目した、100BON(ソンボン)の『アロマコロジー』。
『マインドライン』シリーズの01番【深呼吸する】は、深呼吸したくなるようなヒノキやモミの木の香りを含む、11種のエッセンシャルオイルをブレンドしたフレグランススプレーです。
心機一転したい時におすすめの、リラクシングな森林の香り。
★深呼吸する
マラケッシュ インテンス/イソップ
【ユニセックス】
トップノート:
フローラル
ハートノート:
スパイシー
ベースノート:
ウッディ
イソップはオーストラリアのブランドで、男性女性どちらも使う事ができるスキンケアアイテムを販売しているブランドです。
こちらの香水ももちろんユニセックスです。
香りはフローラルな香りから始まり、だんだんとスパイシーなウッディ系へと変化します。
伝統的な料理で使用されるスパイスや、街の近くにある砂漠などがモデルとなっており、身近に置いておいても気にならない香りです。
朝につけても夜につけても生活を邪魔しません。
★マラケッシュ インテンス
ブラックシダーウッド&ジュニパー/ジョーマローン
【ユニセックス】
トップノート:
クミン
ハートノート:
ジュニパー
ベースノート:
ブラックシダーウッド
夜中のロンドンに降る雨を表したコロンです。
ウッディ系でありつつ、都会的な香りで男女問わず使う事ができます。
このジョーマローンの香水は他の異なる香りを重ね付け(コンバイニグ)する事でオリジナルの香りを作る事ができます。
公式サイトによるとおすすめの重ね付けは「ライムバジル&マンダリン」「ウッドセージ&シーソルト」だと書いてあります。
★ブラックシダーウッド&ジュニパー
5.香水の纏い方・選び方
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香水の付け方ノウハウ↓↓↓
香水の香り方ノウハウ↓↓↓
香水にも種類とジャンルがある↓↓↓
おわりに
ウッディ系の香りは、人や年齢、場所を選ばずにつける事ができる香水も多く売られています。
男性向けの香水が多いため、香りはやや強めが主流です。
つける時期のおすすめは夏の終わりから秋にかけて。
時期的にも香りが周りに伝わりやすいので気を付けましょう。
甘い香り、自信を持たせる香り、上品な香り、様々な種類があるので、その日の気分やイベントによって付け替えるのも1つの楽しみでしょう。