季節にかかわらず「なんかだるい」ときや働きすぎて「体がむくんでしまう」ときなどありませんか?
そんなときにオススメなのがサイプレス精油です!
サイプレスと聞くと、どんな植物だろうと思うかもしれませんが、ヒノキの仲間なんです。
今回は、心にも体にもメリットがあるサイプレス精油を紹介します。
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2.サイプレスとは?
学名 | Cupressus sempervirens |
植物名(和名) | サイプレス(イタリアイトスギ・ホソイトスギ) |
科名 | ヒノキ科 |
種類 | 木本 |
主な産地 | スペイン・フランス・ドイツ・イタリア など |
抽出部位 | 葉・果実 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
特徴的な化学成分 | α-ピネン、δ-3-カレン、リモネン、γ-カジネン、セドロール、ミルセン など |
香りの特徴 | ややスパイシーで深みのあるウッディな香り |
主な効能 | 鎮静、抗炎症、利尿、鬱滞除去、殺菌・抗菌 など |
フランスやイタリアでは、寺院や庭園、墓地などあらゆる風景の中にサイプレスがあります。
画家のフィンセント・ファン・ゴッホの絵にも、イトスギが何回も描かれており、
あまり絵を観たことがない方でも一度は観たことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
日本のスギよりも、全体的なフォルムが円錐形で幹がシュッと高く伸びているサイプレスですが、
心・体・肌それぞれに、良い効果があるんです!
3.サイプレス精油の効果
心への効果
サイプレスは、鎮静作用がある精油の1つで森林浴効果があります。
森林浴効果とは、森や山に入ったときに感じられる木々の香りを嗅ぐことで、
リラックスしたり、リフレッシュしたりする効果のことです。
ややスパイシーなサイプレスの香りを嗅ぐことで、高ぶった気持ちを引き締めてスッキリできますし、
仕事や育児などで、ストレスを強く感じているときや不安がつのるときなど、心を落ち着けたいときにも手助けしてくれますよ♪
ゆっくり休みたいときや疲れ切ってしまったときに、バスタイムに使ったり、精油を落としたティッシュやコットンを枕元においたりすると寝つきやすいですよ。
体への効果
サイプレス精油には、むくみの原因になる血液の循環を促して、体の余分な水分や老廃物を出してくれる作用があります。
血流が良くなることで、疲労の回復も期待できるので、1日の終わりにバスタイムやトリートメントオイルとして使うと効果的です。
また、鎮咳・殺菌作用もあるので、風邪や花粉症でのどや鼻に違和感があるときにも役立ってくれます。
ストレスから来る、のどの締めつけ感にも効果的で、感情を抑えて締めつけを緩和してくれますよ!
肌への効果
ニキビや吹き出物ができやすい方やオイリー肌の方にオススメで、肌を引き締めて皮脂を整えてくれます。
もともとオイリー肌の方はもちろん、汗ばむ季節やスポーツあとに肌のテカリが気になる方も毎日のスキンケアとして使うと肌が引き締まりますよ!
ほかにも、殺菌・抗菌作用もあるので、気になる脇汗や足の匂いを軽減することもできますし、
皮脂が多く、フケが出やすい地肌やベタつく髪の毛にも効果的ですよ!
使用するときの注意点
妊娠中の方は、使用しないようにしましょう。
高濃度で使用すると皮膚刺激を起こすこともあります。使用量に注意してくださいね。
4.オススメの使い方
大きい不安やショックなどの感情を抑えたいときに!
ティッシュやコットンに精油を1滴垂らして、香りを楽しみます。
寝室の枕元において癒されたり、外出先に持っていきリフレッシュしたいときや仕事で気分を変えたいときに香りを楽しんでください!
ただし、精油が服や鞄などについて汚れてしまうこともあるので、持ち運びたいときはビニールなどの袋に入れてくださいね。
のどや鼻の違和感に!
マグカップや洗面器など、少し深めの器にお湯を8分目まで入れて、精油を1、2滴垂らします。
蒸気とともに、立ちのぼる蒸気の香りを楽しみましょう。
このとき、目を閉じて深い呼吸を心がけるとリラックスできて効果的ですよ!
ただし、一度精油を入れた容器は、洗っても香りが落ちないことがあるので、
芳香浴専用にしてくださいね。
フケが出やすい地肌に!
~超簡単!シャンプーのレシピ~
材料
・サイプレス精油…1~5滴
・無香料シャンプー…50ml
道具
・ビーカー
・マドラー
・シャンプーボトル
作り方
- ビーカーにシャンプーを入れ、精油を加える。
- よくかき混ぜてからボトルに入れる。
注意点
1か月以内に使い切ってください。
ちゃんと洗っているつもりなのに、いつの間にか出現しているフケ。
フケは、髪を洗い足りなかったり、逆にゴシゴシこすり過ぎてしまったりすることが原因ですが、サイプレス精油をシャンプーに混ぜることで、余分な皮脂を整えて清潔に保ってくれる効果があります。
ただし、もともと香りがあるシャンプーに混ぜてしまうと、香りが合わないときに気分が悪くなってしまうこともあるので、
シャンプーの種類は無香料タイプを選んでくださいね。
アロマシャンプーの作り方動画を見る↓↓↓
5.オススメのブレンド
サイプレス×レモン<足湯で足のむくみを緩和>
~混ぜるだけ!簡単フットバスソルト~
材料
・サイプレス精油… 2滴
・レモン精油… 2滴
・天然塩 … 40g
道具
・計量スプーン
・材料を混ぜ合わせるための容器
作り方
容器に天然塩を入れてから、精油を加えてよく混ぜ合わせる。
使い方
足湯用のバケツやたらいに、体温より少し高めのお湯を入れフットバスソルトを入れて浸かってください。
保管
保管せずに使い切って下さい。
アロマバスソルトの作り方動画を見る↓↓↓
フットバスソルトを入れたお湯に、足首から15cmくらい上まで入れて、
10~15分程度浸かると全身がポカポカ温まります。
風邪気味のときや生理中のだるさが強くて「お風呂に入れない」ときに、
足湯をするだけでも下半身やお腹が温まってラクになりますよ!
また、レモン精油とのブレンドはスッキリとした香りなので、
気持ちが高ぶっているときに、気分を落ち着けてリフレッシュもできます!
サイプレス×ジュニパーベリー<筋肉の疲れを和らげるトリートメントオイル>
~サイプレストリートメントオイルレシピ~
材料
・サイプレス精油… 2滴
・ジュニパーベリー精油… 2滴
・ホホバオイル… 30ml
道具
・ビーカー
・マドラー
・遮光瓶
・ラベル
作り方
- ビーカーにホホバオイルを入れ精油を加える。
- マドラーでよくかき混ぜる。
- 保存容器に入れる。
保管
冷蔵庫に入れ、1ヶ月以内に使い切ってください。
トリートメント(ボディ)の作り方動画を見る↓↓↓
体を温めて、筋肉の疲れや痛み、関節痛などを和らげてくれるブレンドです。
筋肉の疲れや痛みはなるべく、翌日には持ち越したくないもの。
仕事で歩き過ぎてしまったときやスポーツあとの筋肉痛や関節痛などを緩和してくれますし、
育児や介護で体を使いすぎてしまったときにもオススメです!
使う前に保存容器をふって混ぜてから、手のひらに少量とってなじませて、
ふくらはぎや腕など疲れた体をマッサージしてあげてくださいね。
サイプレス×ローズマリー<オイリー肌を引き締める化粧水>
~化粧水のレシピ~
材料
・サイプレス精油… 2滴
・ローズマリー・ベルベノン精油… 2滴
・精製水… 95ml
・グリセリン… 5ml
道具
・ビーカー
・マドラー
・ガラス製保存容器
・ラベル
作り方
- ビーカーにグリセリンを入れ精油を加える。
- マドラーでよくかき混ぜる。
- 保存容器に2と精製水を入れ、よく振って混ぜる。
保管
冷蔵庫に入れ、7~10日で使い切ってください。
化粧水の作り方動画を見る↓↓↓
肌を引き締めたい時やむくみを解消したいときに効果的なブレンドです。
1年中、オイリー肌で悩んでいる方はもちろん、汗ばむ季節だけお顔がテカってしまう方や毛穴の広がりが気になる方にもオススメ!
毎日のスキンケアとしてお顔につけてもいいですし、
コットンなどにたっぷりと化粧水を含ませて、肌がヒンヤリするまで丁寧にパッティングするのもよしです!
ニキビや吹き出物などの軽減もできるので、皮脂を調整して、清潔に保ってくれますよ!
おわりに
心・体・肌の悩みの改善を手助けしてくれるサイプレス精油。
森林浴効果で、リラックス・リフレッシュしたり、
体のむくみや痛みを和らげたり、ニキビができやすい肌やオイリー肌を清潔に保ったりしてくれる優れものです。
ぜひお試しください!
★暮らしと香り サイプレス精油