こんにちは。
“暮らしと香り”です。
イタリア…パスタ、ドルチェ、ピザなどの食文化。
誰もが知っているハイブランドが数多く存在するファッション文化。
フェラーリ、ランボルギーニ、フィアット、アルファロメオなどデザイン性が高い車の文化。
私たちの日本にもすごい影響を与えてますよね!
そして、実は香水もかなり影響を与えているんですね。
今回はイタリアの香水、香水のブランド、おすすめの香水などをご紹介させていただきます。
ご参考いただけたら嬉しいです!
1.暮らしと香りの使い方
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2.イタリアの香水の歴史
ヨーロッパといえば香水のルーツというイメージがありますよね。
特にフランスは香水のイメージが強いですが、
今の香水の祖はイタリアからフランスに持ち込まれたものなのです。
古くはローマ時代から香りを使っていたイタリア人ですが、
発展していったのは中世のイタリアです。
もう少し詳しく見ていきましょう!
イタリア香水のアイコン サンタマリアノヴェッラの存在
メディチ家の隆盛により中世のフィレンツェは栄華を極めました。
その中で華やかなフィレンツェの中で「香りと癒し」を発展させたのがサンタマリアノヴェッラなのです。
日本ではあまり知られてないかもしれませんが、
サンタマリアノヴェッラは世界的にも有名で香水の歴史的にも重要な役割をにないました!
メディチ家のお嬢様がフランスへ嫁ぐ
16世紀。
中世のフィレンツェを発展させたメディチ家のお嬢様
【カトリーヌ・ド・メディチ】 はフランスの【アンリ2世】に嫁ぐことになりました。
この時に嫁入り道具?(道具ではないけどw)としてサンタマリアノヴェッラに調香させた香り「王妃の水」の水をフランスに持ち込みました。
これがのちにフランスの香水史に多大なる影響を与え、
ドイツのケルンではこの「王妃の水」のレシピを元に「ケルンの水」、つまりオーデコロンを作るのです!
すごいですね!イタリア!
ちなみにこの「王妃の水」は「サンタマリアノヴェッラ」という銘柄で今でも販売されております。
3.おすすめのイタリア香水 ブランド
イタリアの香水の歴史は古くから存在したことは、先述した通りですが、
近年では香水ブランドだけでなくファッションブランドから多くの香水が登場しています。
ここでは、各ブランドから出ている香水の特徴について見ていきたいと思います。
ファッションブランドがメーカーとなっていることが多いイタリアの香水ですが、各ブランドのイメージをうまく香水にも落とし込んでいます。
各ブランドのこだわりなども見ていきましょう。
ファッションブランド
★ブルガリ
ブルガリの香水は男女問わず爽やかな香りなのが特徴的です。
癖が少ないので、香水初心者の方でも扱いやすい香水が多いです。
清潔感を感じる香りながらも、ブルガリらしい洗練された魅力がキラリと光る香水やボトルデザインは思わず心惹かれます。
シリーズもたくさん出ており、ヒット作が多いので、このみの1本を見つけやすいですよ。
★フェラガモ
フェラガモの香水は陽気なイタリア人らしさを詰め込んだイメージです。
華やかでエレガントさがあり、解放的な明るさがあるのが特徴です。
パーティーシーンなどでも映えるような香りが多いですよ。
香りは甘くて華のあるものなので、身に纏うと気持ちも明るくなると思います。
シニョリーナシリーズやインカントシリーズなど日本人でも使いやすく、
華やかでありながら、ウケがいい香水も多いです。
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★プラダ
ファッションやバッグなど、エレガントな女性を演出してくれるプラダから発売されている香水は、甘いグルマン系のものからスパイシーなものまでとっても幅が広くなっています。
特に有名なのがキャンディシリーズ。
ポップだけど妖艶、シュガーだけどスパイシー。
そんな二面性を感じるけど可愛らしい香水なのです。
まだ嗅いだことない人に試してもらいたいです。
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★ヴェルサーチ
セレブが愛用しているような格式高さを感じさせるヴェルサーチの香水は、大人の女性の魅力をたっぷりと演出してくれます。
アダルティな妖艶さのあるセクシーな香りのものから、清楚で爽やかなものまでラインナップ豊富なので、いつもとは違う自分を演出したい時は、ヴェルサーチの世界観に染まってみるのもいいかもしれませんよ。
★グッチ
レディース、メンズ共に多数のシリーズが販売されている香水です。
人気作ばかりなので、1本は持っているという方も多いのではないでしょうか。
グッチの香水はベースノートに「パチョリ」が添えられていることが多く、長時間香りが香るタイプのものが多いです。
いい匂いに長時間包まれていたいという方からも広く指示されていますよ!
★ジバンシイ
女性らしい香りが多いことで知られるジバンシイの香水。
甘めのフローラルの香りのものが多いので、フローラル好きの方はチェックしてみるといいですよ。
誰でも似合う香水の王道的香りなので、香水初心者の方はジバンシイのものを試してみるのもいいかもしれません。
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★ドルチェ&ガッバーナ
ドルチェ&ガッバーナの香水は、ブランドイメージ通り上品でエレガント、またゴージャスさも兼ね備えている香りなのが特徴です。
昔から発売されている伝統ある香りのものもあれば、流行を取り入れたものなど、幅広く香水を販売しています。
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★モスキーノ
モスキーノは遊び心満載の香水なのが最大の特徴です。
クマの形のボトルや洗剤のような形のボトルなど、パッと見では香水と分からないようなものもあり、ユニークです。
しかし、チャーミングでユニークな見た目に騙されてはいけません。
香りはハイブランドらしく洗練された上質な香りのものばかりで、癖も少ないです。
いい香りを身に纏えて、オシャレさも楽しめる他のブランドにはない唯一無二の世界観だと思います!
メゾン ブランド
★アクア ディ パルマ
香水ブランドとして創業100年を超える歴史を持つ、正にイタリアを代表する香りです。
特徴としてはシトラス系の香りが多く、爽やかなのが特徴の香水が揃っています。
スーツにもよく似合う香りなので、ビジネスシーンでも活用してくれる香水です。
また、ブルーメディテラネオシリーズでは地中海を旅しているような気分になれる香水で、
アマルフィ、カプリ、トスカーナなどその地域の特性の香り、その地域の特産の香料を使用した上質で上品な香りを楽しむことができます。
まるで目を閉じると情景が浮かぶような優しい香りが特徴です。
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★サンタ マリア ノヴェッラ
イタリアの香水のルーツのご説明したブランドですが、実はこちらのサンタ マリア ノヴェッラは世界最古の薬局なんです。
ちなみに薬局として認可されたのが1612年。
上質な香料、オーガニックを感じる香りだけどクラシック。
ファッションブランドにはない世界観が魅力的でオンリーワンなブランドです。
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4.おすすめのイタリア香水
ここまでご紹介してきたイタリア生まれの香水の中から、特におすすめのものを10選厳選してご紹介してきていきます。
シニョリーナ イン フィオーレ/フェラガモ
【レディース】
トップノート:
洋ナシシャーベット、ザクロ
ハートノート:
ジャスミン、さくら
ベースノート:
ホワイトムスク、サンダルウッド
ピンクのボトルにピンクのフェラガモのヴァラリボン、薄いピンクの液体とピンク尽くしのとってもラブリーな香水です。
ペアのソルベとザクロの甘酸っぱい香りは春と恋の訪れを告げるように香ります。
ハートの淡い心をさくらのニュアンスとジャスミンが表現し、
清潔感と温かみがあるベースノートに溶けていきます。
可愛く、透明で儚いフローラル・フルーティーの香りです。
★シニョリーナ イン フィオーレ
キャンディ/プラダ
【レディース】
トップノート:
キャラメル
ハートノート:
ムスク、パウダリーノート
ベースノート:
バニラ、ベンゾイン
プラダから出ているキャンディシリーズの始まりとなる香水です。
焦がしキャラメルのような香ばしくて甘い香りが楽しめます。
甘さの中にベンゾインなどの官能的な香りもあり、セクシーな大人の女性の表情も見せてくれます。
キャンディのようなポップさもありながら、魅惑的で挑発的な一面がまた可愛らしい。
★キャンディ
ブライトクリスタル/ヴェルサーチェ
【レディース】
トップノート:
アイスアコード、ユズ、ざくろ
ハートノート:
ピオニー、マグノリア、ロータスフラワー
ベースノート:
アカジュ、アンバー、ムスク
香調としてはフローラルフルーティーですが、
石鹸のような優しい香りが特徴です。
ゆずとざくろの均衡がとれたトップノート、
甘く可愛らしいフローラルブーケの香りは主張を抑えめに優しく香ります。
アンバー、ムスクで清潔感を最後まで保っていて非常に使いやすい一本です。
ヴェルサーチだけどヴェルサーチらしくない?
メデューサが似合わないほど、クリーンで美しい香り。
ビジネスシーンでも活躍してくれます!
★ブライト クリスタル
フローラ バイ グッチ オードパルファム/グッチ
【レディース】
トップノート:
シトラスノート、ピオニー
ハートノート:
ローズ、オスマンサス、ピンク・ペッパー
ベースノート:
サンダルウッド、パチョリ
シンプルなフローラルノート。
シンプルながらも魅力的な女性を演出してくれます。
優雅で美しいフローラルブーケが香りますが、オスマンサスの甘さが、
少しだけフレッシュでフルーティな表情を見せてくれるのが可愛らしいです。
華やかな香りなのでドレスなどにも似合いますし、プライベートシーンでも活躍してくる香りです!
それなりに香るので、つけすぎは注意!
★フローラ バイ グッチ オードパルファム
ギルティ オードトワレ/グッチ
【レディース】
トップノート:
マンダリン、ピンクペッパー
ハートノート:
ラベンダー、ライラック
ベースノート:
パチョリ、アンバー
グッチから出ている人気シリーズの「ギルティ」の元祖と言える存在の香水です。
ころんとした角の取れた四角いボトルの真ん中にはグッチのエンブレムがあり、高級さも感じさせてくれます。
香調はオリエンタルフローラルで、エキゾチックな魅力のある香水です。
香りはしっかりと香るので余りオフィス向きではありません。
甘さもあり、セクシーなのでデートやナイトシーンに活躍しそうな香りです。
★ギルティ オードトワレ
ライトブルー/ドルチェ & ガッバーナ
【レディース】
トップノート:
シチリアンレモン、グラニースミスアップル
ハートノート:
ジャスミン、バンブー、ホワイトローズ(アルバローズ)
ベースノート:
シダーウッド、アンバー、ムスク
ドルチェ & ガッバーナの香水の中でも人気のある香水です。
レモンの香りを中心にパウダリーな匂いが魅力的ですよ。
とっても爽やかな香りなので、男性でも使えると思います。
レモンとアップルがフレッシュに香りながらも、
鼻にツンとくる独特な表情がフレッシュだけでなく、どこかセンシュアルな雰囲気も与えてくれます。
終始、石鹸のような清潔感のある香りなので、気温が高くなる夏でも重くなり過ぎず身に纏えますよ!
★ライトブルー
フレッシュクチュール/モスキーノ
【レディース】
トップノート:
マンダリン、ベルガモット、イランイラン
ハートノート:
ホワイトピオニー、オスマンサス、ラズベリー
ベースノート:
クリアウッド、ホワイトパチョリ、アンブロックス
霧吹き状の洗剤スプレーのような形をしたボトルに青いビビッドな液体が入った姿は本当に掃除用具そのもの!
これを香水にしてしまおうというアイディアに既に感服です。
私は見た目に騙されるところでした。
香りは以外にも爽やか。
ピオニーやオスマンサスなどの上品で穏やかなフローラルが香り、そこにジューシーなラズベリーが加わったフレッシュな香りになっています。
こちらも気温が上がっても身に纏える爽やかな香水です。
ちょっと変わった香水を探している方は要チェックです!
★フレッシュクチュール
コロニア/アクア ディ パルマ
【ユニセックス】
トップノート:
レモン、スウィートオレンジ、カラブリアンベルガモット
ハートノート:
ラベンダー、ブルガリアローズ、バーベナ、ローズマリー
ベースノート:
ベチバー、サンダルウッド、パチョリ
ユニセックスではありますが、是非とも男性につけて欲しいシトラスノートです。
スーツにすごく似合います。
シトラスでフレッシュなんだけど、アロマティックな香りが清潔感、誠実さ、かっこよさを添えてくれます。
もちろんカジュアルにも合う香りですが、オールシーズン紳士のお供になる香水です。
★コロニア
ブルーメディテラネオ フィーコ ディ アマルフィ/アクア ディ パルマ
【ユニセックス】
トップノート:
ベルガモット、レモン、シトロン
ハートノート:
フィグネクター、ジャスミンペタル、ピンクペッパーコーン
ベースノート:
フィグウッド、シダーウッド、ベンゾイン
こちらもアクア ディ パルマの根強い人気を誇る香水です。
アマルフィのイチジクという名前だけあってトップのシトラスノートからイチジクのほんのり甘い香り綺麗に香ります。
素材の良さを存分に感じる落ち着いた優しい香りで、
男女ともに優しくて大人っぽい雰囲気を与えてくれます。
きつい香りが苦手な人は是非、試してみてください!
★ブルーメディテラネオ フィコ アマルフィ
サンタマリアノヴェッラ/サンタ マリア ノヴェッラ
【ユニセックス】
トップノート:-
ハートノート:-
ベースノート:-
こちらはブランドの中でも最古の香水です。
シトラスとハーブの香りが楽しめる香りになっています。
「王妃の水」にふさわしく、エレガントでクラシックでノーブルな印象を与えてくれます。
それでいて決して高圧的ではなく自然をも感じる優しい香りの世界観はさすがです。
ファッション系とは違った雰囲気や優しい香りが好きな方はサンタマリアノヴェッラはおすすめです!
★サンタ マリア ノヴェッラ
5.香水初心者向けコンテンツ
賦香率(濃度)によってつけ方を変える
香水のタイプ | 賦香率 | 持続時間 | つけ方 |
---|---|---|---|
オーデコロン | 3~5% | 1~2時間 | 面でつける |
オーデトワレ | 5~10% | 3~4時間 | 線でつける |
オーデパルファム | 10~15% | 半日くらい | 線でつける |
パルファム | 15~25% | 半日〜1日 | 点でつける |
香りに種類があるのはご存知ですか?
賦香率、つまり香料の濃度によって香水の種類が違います。
香水の種類によってつける量やつけ方を変えないと香りすぎてしまうなんてことも…。
どのタイプの香水を使っているかきちんと把握して綺麗に纏いましょう!
◉オーデコロン:
賦香率が低く持続性はないです。
あっさり使えるアロマティックやシトラスノートのものが多く日本人が使いやすい種類です。
比較的量の調節を気にしないで使用することができます。
◉オーデトワレ:
日本にはこのタイプが多く、メンズはほとんどはコレです。
線でつけると言われていますが、スプレーのまま使ってもらって大丈夫です。
トワレでも濃い香りもあったりするので、香りによって量やつけ方を調整しましょう。
◉オーデパルファム:
オーデトワレのように使えますが、やはり線でつけると言われています。
線でつける時はロールオンタイプのアトマイザーがあると、量も調整しやすくて便利です。
しっかり香るのでトップノートからベースノートまでストーリーを楽しむことができます。
◉パルファム:
日本ではあまりありません。
実はパルファムが”香水”にあたり、クラシックな香水はパルファムがオリジナルのものが多いです。
少量でしっかり香り、持続力も高く。芳醇なオリジナルの香りを楽しむことができます。
香水の纏い方、選び方
香水初心者の方、付け方がわからない方向けのコンテンツも配信しております。
よかったらご参考くださいね!
香水の付け方ノウハウ↓↓↓
香水の香り方ノウハウ↓↓↓
香水にも種類とジャンルがある↓↓↓
おわりに
いかがでしたか?
イタリアの香水についてお伝えをして参りました。
イタリアはファッションの流行の発信地といったイメージがありますが、香水の発祥地でもあることは意外と知られていないのではないでしょうか。
香水の始まりが薬だったというところも興味深いですよね。
そんなイタリアで生まれた香水をブランドごとにご紹介致しました。
出ているブランドによってそれぞれ特徴が異なるので、気になる香りがあれば是非試してみてください。
それではまた、次回のコンテンツで!