土や墨汁などと言い表される香りのパチュリ精油ですが、ご存知でしょうか!
「土?墨汁?使いづらそう…」と思った方!
ベルガモットやラベンダーなど試しやすい香りとブレンドすると、「あら不思議!」今までの香りに深みが出てスパイシーな香りになるんです。
今回は、パチュリ精油を紹介します!
1.暮らしと香りの使い方
①暮らしと香りメディアサイトで知る・学ぶ!
まずは本サイトの“コンテンツ”で気になる香りをチェック!
②LINE公式で香りの相談をする!
LINEのサービスでは以下のようなことが【無料】で相談できます!
「ビジネスシーンでも使える香水が知りたい」
「香水のコーディネートをして欲しい」
「日常で使えるアロマのノウハウが知りたい」
「部屋の消臭や芳香について相談したい」
「紹介している香水についてちゃんと相談したい」
まずは”暮らしと香り”LINE公式にお友達追加をしよう!
※コンシェルジュ対応は平日9:00~18:00になります。
18:00以降、祝休日は自動対応になっております。
③暮らしと香りおみせで香りを試す!
“暮らしと香りおみせ”では学んだり、相談した気になる香りが
約500種類のを試香できます!
是非試してみてくださいね!
2.パチュリってどんな精油?
学名 | Pogostemon cablin |
植物名(和名) | パチュリ、パチュリー、パチョリ、霍香(カッコウ) |
科名 | シソ科 |
種類 | 常緑低木 |
主な産地 | インド、インドネシア、スリランカ など |
抽出部位 | 葉 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
特徴的な化学成分 | パチュリアルコール、パチュレン、ブルネッセン、ノルパチュレノール など |
香りの特徴 | 甘くスパイシーで湿り気のある土を思わせるウッディな香り |
墨汁や湿り気のある土を思わせる香りと言われているパチュリ精油ですが、フレグランスにも多く使われてるんです。
個性的な香りなので、アロマを始めたばかりの方には「とっつきにくい」精油かもしれません。
私は、パチュリの少々甘くしっとりしたスパイシーな香りが好きなのですが、好き嫌いが別れそうな香りでもあります…。
単体だととっつきにくい精油でも、意外と他の香りとブレンドすると深い香りになりますし、
甘い香りが苦手な方でも試しやすい香りですよ!
3.パチュリの特徴
心へのアプローチ
落ち着いた香りのパチュリ精油ですが、鎮静と強壮という特性をもち合わせています。
日常生活で感じる、緊張やストレスで不安になるときや焦っているときなどに香りを嗅ぐことで、気持ちを落ちつけて元気を取り戻す手助けをしてくれることも。
また、落ち着いた香りがリラックスをさせてくれるので、ヨガや瞑想のときに取り入れるのもおすすめです!
体へのアプローチ
消化不良のときや便秘に悩んでいるときなどにトリートメントすることで、
促す手助けをしてくれます。
4.おすすめの使い方
リラックスタイムに
懐かしさを感じさせるパチュリ精油は、鎮静効果がある精油の1つ。
超簡単な香りの楽しみ方は、ティッシュやコットンなどに精油を1滴落とすだけ。
緊張やストレス続きのときに、香りを嗅ぐとホッと息をつけるのでおすすめです。
寝室の枕元に置いたり、就寝前にゆっくり過ごしたいときに香りを楽しむのもいいですよ。
体をほぐすトリートメントオイル
緊張や不安続きでストレスが溜まると、体がこわばって硬くなってしまうことも。
こわばっている所や張っている所をトリートメントオイルをつけた手でマッサージすると体がラクになりますよ♪
~トリートメントオイルのレシピ~
材料
・パチュリ精油…4滴
・ホホバオイル… 30ml
道具
・ガラス製のビーカー
・マドラー
・遮光瓶
・ラベル
作り方
- ビーカーにホホバオイルを入れ精油を加える
- マドラーでよくかき混ぜる
- 保存容器に入れる
保管
冷蔵庫に入れ、1ヶ月以内に使い切ってください。
トリートメント(ボディ)の作り方動画を見る↓↓↓
手が荒れやすいときのハンドクリーム
特に、寒い時期気になる手のカサつきやアカギレ。
パチュリ精油を配合したクリームを塗ると肌の再生を促して痛みも和らげてくれます。
今回は、外出先にも持っていけるように少し硬めのクリームを紹介します!
~ミツロウクリームのレシピ~
材料:
・パチュリ精油…1滴
・ミツロウ…2g
・ホホバオイル…10ml
道具:
・IHヒーターやコンロ
・湯せん用の鍋
・耐熱カップ
・つまようじ
・保存容器
・ラベル
作り方:
- 耐熱カップを入れ、そこにミツロウとホホバオイルを加えて湯煎する
- ミツロウが完全に溶けたら容器に移し、つまようじで混ぜて粗熱をとる
- 精油を加えてよくかき混ぜる
保管
6ヶ月を目安に使い切ってください。
アロマミツロウクリームの作り方動画を見る↓↓↓
5.おすすめのブレンド3選
ブレンドのポイント
パチュリ精油は、1滴だけでもしっかりと香る精油なので、他の精油とブレンドするときは、1,2滴から入れるようにすると失敗しにくいです。
軽めの香りを楽しみたいときは、フローラル系やハーブ系などと、
濃いめの香りを楽しみたいときはウッディ系の香りと合わせるのがオススメですよ。
ベルガモット×パチュリ<不安や憂うつなときに落ち着ける芳香浴>
甘さと爽やかさがあるベルガモットにスパイシーなパチュリの香りが加わって、ベルガモットに深みが出るブレンドです!
ベルガモットの香りも鎮静と強壮どちらの効果も持ち合わせているので、
なかなか眠れないときときや眠る前のリラックスタイムに香りを楽しんでも良いですし、
ヨガや瞑想のときに取り入れるのもオススメ!
~芳香浴のやり方~
材料:
・ベルガモット精油…4滴
・パチュリ精油…1滴
道具:
・マグカップ
使い方:
- マグカップに熱いお湯を入れて精油を落として、立ちのぼる蒸気とともに香りを楽しんでください。
鼻からゆっくり深い呼吸を心がけるとリラックス効果が高まりますよ。
注意点
カップに精油を入れると、洗っても香りが落ちないこともあるので、
芳香浴用に一度使ったカップは専用にしてくださいね。
マジョラム×パチュリ<冷え性さんのバスソルト>
スパイシーな香り同士ですが、ほのかな甘い香りもあってバランスの良いブレンドです。
血液循環をよくするマジョラムと自律神経を整えてくれるパチュリ精油をバスソルトにプラスすることで、より汗を流して体が温まりますよ。
日常のストレスや運動不足、外が寒くて体が冷えてしまうときなど、「体がちょっと冷えてるな〜」と感じたときに試したくなりますね!
~バスソルトのレシピ~
材料
・マジョラム精油…3滴
・パチュリ精油…2滴
・天然塩 … 大さじ2~3杯
道具
・計量スプーン
・材料を混ぜ合わせるための容器
作り方
- 容器に天然塩を入れてから、精油を加えてスプーンでよく混ぜ合わせる
保管
保管せずに、使い切って下さい。
アロマバスソルトの作り方動画を見る↓↓↓
パルマローザ×パチュリ<皮脂と水分を整える化粧水>
乾燥肌やオイリー肌などに使えるブレンドです。
パルマローザは、皮脂と水分のバランスを整えてくれますし、パチュリは毛穴を引き締めてくれます。
毎日のお手入れとしても、コットンなどにたっぷりと化粧水を含ませて、肌がヒンヤリするまで丁寧にパッティングしても良いですよ。
~化粧水のレシピ~
材料
・パルマローザ精油… 2滴
・パチュリ精油… 1滴
・精製水… 95ml
・グリセリン… 5ml
道具
・ビーカー
・マドラー
・製保存容器
・ラベル
作り方
- ビーカーにグリセリンを入れ精油を加える
- マドラーでよくかき混ぜる
- 保存容器に2と精製水を入れ、よく振って混ぜる
保管
冷蔵庫に入れ、7~10日で使い切ってください。
化粧水の作り方動画を見る↓↓↓
6.使うときの注意点
妊娠初期の使用は避けてください。
少量でも十分に香る精油です。
一度に大量に使用したり、長時間使用したりすると、不眠や食欲不振の原因にも。
使用量に注意してくださいね。
おわりに
今回は、パチュリ精油を紹介しました。
私は、初めてパチュリの香りを嗅いだとき、土や墨汁よりもっとマイルドでスパイシーな香りだなと思いました。
「土や墨汁の香りと似ている」と言われますが、気になる方は一度香りを嗅いでみてください。
★暮らしと香り パチュリ精油 10ml