どうも。フレグランスコーディネーターのクークンです。
今年は異常な気象ですね。毎日猛暑猛暑って💦皆様体は大丈夫ですか?
何やら日本だけでなく、世界でも砂漠に雨が降ったり、降るはずのない雪が降ったりと。
何か問題が起こっている気がしますね( ´Д`)
こんな時は野菜の原価も上がるように、香料の原価も上がるんですよ。
ブランドさんやメーカーさんは困っちゃいますね。
さてさて、今日は香りを言葉で表現する事を考えたいと思います。
皆様、香水やボディミストやお香、シャンプーや精油を嗅いだ時にどんな表現が浮かびますか?
ワインみたいな表現をする人はあまりいないかと思うんですが、香りって言葉にするの凄く難しいんです(^^;)
香りを表現することで、イメージが掴みやすくなり、自分に合った香りを見つけやすくなるのにお役に立てたら嬉しいです。
ぜひ、ご参考ください。
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2.香りは言葉にできない?
>ラーラーラー♪ラーラーラー🎶 ことーばにー、できなーい♬
そう、香りを表す言葉ってほとんどないんですよ。
臭い(くさい)とかそれくらいなんじゃないでしょうか。
(まあ、なくはないんですが、あとで紹介することにします。)
じゃーどう表すのって話なんですけど、香りを表す言葉は五感の中では特に味覚とリンクさせて表現することが多いです。
甘いや苦い、酸っぱいなどは味覚の表現なんです。
他にも例えば、チョコレートのような香りとか花のようなとか、草のようなとかウッディとかシトラスとか素材をさして表現することが多いんですよね。
3.香りは形容詞と他の感覚の表現を借りて言葉にする!
形容詞は香りを表現するのに非常に重要で有効です。
『優しい』『柔らかい』『きつい』『軽い』
など(表現、もっといっぱいありますけどw)、他の表現に頼って属性を加えていくんですよね。
これが中々難しいし、そして奥深いww
ちょっと参考で例を出して見ますね!
今回はドルチェ&ガッバーナ ライトブルー
ライトブルーの構成は
トップノート・・・シチリアンシトロン、ブルーベル ハートノート・・・ジャスミン、バンブー、ホワイトローズ ドライダウン・・・シダーウッド、アンバー、ムスク |
どうですか?
皆さんはこれを見て香りのイメージ湧きます?
どんな香りかはマニアや職業にされている方はわかるかもしれません。
でもどんなイメージやコンセプトを持っているか
どんな景色を見せてくれるかはこれだと全然わかりません。
そ・こ・で!
表現も加えてイメージをしやすいようにしていきます。
例えば以下のような形容詞で肉付けしていきます。
爽やかな / さっぱりとした / 軽い / 夏っぽい / フレッシュな / 明るい / 清潔な / 澄んだ
そこに素材の表現なども入れて
フルーティーなとかシトラス系とかがくっついていきます。
これを見ると夏場とかに合いそうな香りってところが何となくイメージできますね。
でも、もっともっとキザで詩人みたいな表現がやっぱり素敵なんですよね。
ってことでブランドコンセプトもご紹介させていただきますね。
ブランドコンセプトは
生きる喜びと魅惑を結晶させた香水。
陽気でさわやかな香りに夏の日の魅力が凝縮されています。
地中海地方の女性の持つセンシュアリティをイメージした香りです。
だいぶ詩的になりましたね。
陽気・爽やか・夏の日 などが使われています。
面白い表現としては
【地中海地方の女性の持つセンシュアリティ】
これはイメージを掻き立てる面白い表現だと思います。
地中海に行ったことがない人やクークンみたいに夏の地中海を知らない人は、すごーくイメージを膨らませます。
どんな女性かな?
官能的で色っぽいグラマラスな女性かな?
唇はぷっくりしてるかな?
とか色々似合う女性像を膨らませます。
ちなみにライトブルーのモデルはこの人
モデルのビアンカ・バルティさん
(イロッぺーな。)
うん。これ見たら地中海の女性のセンシュアリティのイメージつくじゃん。
とまあこんな感じで表現することができるのです!
<だいぶ想像が膨らんできたと思います!
4.ブランドコンセプトにとらわれ過ぎる必要はない!!
前章のように香りのブランドイメージが必ずあります。
ただ!
只ですよ、これを固定概念にしてしまう必要もございません。
(紹介しておいてなんですが…٩( ᐛ )و)
香りは自由です。皆様の自由の心で表現することも大事だし、好きな香りなら使うべきです。
実際ライトブルーに関してはブランドは地中海の女性像を言っていますが、日本では男性が使うことも多いんですよ。>
国によって男性像が違いますし、アジア系は顔が薄いし日本文化も欧米と違うので、さっぱり、爽やかとか表現されている香水はケッコー似合います。
ブランドさんがうたっていても、自分には似合わないとかではなく、
他人にそう見られたい!または魅せたい!!
そういう感覚で選んでもいいですしね。
5.自分でイメージしてみる。表現してみる。
クークンの場合。香水を嗅いだ時にまずは単純な言葉を並べます。
あとは自分自身の印象と香水のイメージを擦り合わせて相手にどういう印象を与えるか、どう見られるかを想像します。自分のキャラに合うか、合わないか?
それは見た目、つまりファッションにも関わっていきます。
自分のファッションに合うか合わないかをイメージしていると香水選びも楽しくなりますw
皆さんファッションのコーディネート考えますよね?
それと同じ容量です。
香りの場合は最後の仕上げ的なところもあるので、香水ありきで作るより、
スタイルが決まっていてそれに合わしてくことの方が多いです。
スタイルの持つ印象と香水を合わせていくのがいいですかね。
例を出すと
クークンの印象が
爽やか / 清潔感がある / 割とドライ
とかそんな感じだとします。(m-gram参照)
で、スタイルはキレカジだったり、スーツスタイルだったりするんですが、
爽やかで、明るい印象を与えるけど、キレカジやスーツに合う大人っぽい香りを選ぶようにしてます。
(クークン的にはダンディーとかセクシーとか好きなんですが…爽やかどっかいっちゃうのが悩み)
例えば今の季節(夏)ならダビドフ クールウォーターを使ってます。
ライトブルーと比べるとかなりディープなブルーの印象があります。
その青の深さによって爽やかなんだけど大人な印象も与えます。
形容詞や言葉で表現すると
深い青 / 落ち着いた / 爽やか
などが当てはまり、大人の持つセクシーさを出しつつ、爽やかさも出せます。
ちなみにこれねクールウォーター↓↓↓↓
こんな感じで表現していくと試香した時にイメージがしやすくなります!
おわりに
いかがでしたか?香りは嗅ぐだけでなくストーリーや背景、などを考えたり。
自分の中でイメージを作っていったりすることで、
好き / 嫌い
以外で香りを選びやすくなります。
それに単純に楽しいしね♪
皆様も是非、形容詞をから自分のスタイルを合わせるヒントにしてみてください!
次回は形容詞だけでなくブランドコンセプトみたいに詩的に、そしてもっと踏み込んだ表現について皆様と考えていけたらと考えてますのでお楽しみに!
香水選びに役立つ記事はこちらもご参考ください!↓↓↓↓
香水の付け方ノウハウ↓↓↓
香水の香り方ノウハウ↓↓↓
香水にも種類とジャンルがある↓↓↓