お風呂場のアヒルのおもちゃ

バスソルト手作りレシピ5選 -頑張った日に癒しの時間を!-

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みなさんはお風呂に入るとき、入浴剤を使っていますか?

仕事や家事に追われてクタクタになった体を、いい香りが立ち込めるお湯に浸すあの瞬間…ささやかな幸せを感じるひと時ですよね。

「市販の入浴剤、なんとなく飽きたな…」、「一日の終わりのバスタイム、もっとこだわってみたい」。

そんなあなたにオススメしたいのが、手作りバスソルト!

自分好みのアロマで作ったバスソルトを使えば、いつものバスタイムが極上のくつろぎタイムになることうけ合いです。

今回はアロマの精油を使ったバスソルトのレシピを5つ、ご紹介します。

1.バスソルトの効果、知ってる?

そもそもバスソルトって何でしょうか。

一般的には入浴剤の一種として扱われていますが、大きな特徴は主成分が「塩」であることです。

塩に含まれるミネラル分が、さまざまな美容・健康効果をもたらします。

・デトックス効果…塩による発汗作用で、体内の老廃物の排出が促される。

・美肌効果…塩には汚れや古い角質を吸着させる作用があり、肌のターンオーバーを正常に導く

・保湿効果…塩は皮膚の表面にとどまり、薄いベールのようになって水分の蒸発を防ぐ効能がある

このようにうれしい効果がたくさんあるバスソルトにアロマオイルをプラスすると、相乗効果が働き、深いリラックス効果はもちろん、香りごとのさまざまな効果が期待できます。

なお、バスソルトに適しているといわれる天然塩にはヒマラヤ岩塩、死海の塩、エプソムソルトなどがあります。

代表的なこれらの3種類の塩についての特徴は、以下の通りです。

 

<ヒマラヤ岩塩>
豊富なミネラル分により、温泉のような心地良さが味わえる。発汗作用に優れるので、デトックスしたい方におすすめ。

<死海の塩>
肌をしっとりさせ、乾燥や肌荒れ、敏感肌を改善する整肌作用に優れる。美肌目的の方におすすめ。

<エプソムソルト>
老廃物の排出作用のほか、疲労回復作用に優れる。最近お疲れ気味の方におすすめ。

ご自身にあった天然塩を選んでみてくださいね。

2.お気に入りの香りでバスソルトを手作りしてみよう! 

アロマオイルを使ったバスソルトの作り方は簡単。

基本的には天然塩にお好みのアロマオイルを加えるだけですが、ここでは効能別にとっておきバスソルトレシピをご紹介します。

※以下のレシピは天然塩300gあたりの量を想定しています。300gで約6回分使用できます。

2-1.ヒノキのバスソルト~まるで森林浴気分~

ヒノキ風呂でおなじみのヒノキの香りには、情緒を安定させ、気持ちを落ち着かせる作用があります。

また、疲労回復力を高める効果にも優れています。香りが残りやすいため、滴数は少なめに、様子を見ながら加えていきましょう。

<ブレンドレシピ>

ヒノキ精油 6~7滴 + クロモジ精油 4滴

2-2.ローズマリーのバスソルト~二日酔いにもオススメ~

ローズマリーには、血行促進作用があります。

ローズマリー精油にはいくつか種類がありますが、以下でご紹介するレシピでは、ぜひ「ローズマリー・ベルべノン」を使ってみてください。

ローズマリーの代謝を促す作用が、体のリフレッシュを手助けしてくれます。

このレシピはアルコール代謝の手助けもしてくれるので、二日酔いのときにもおすすめです。

<ブレンドレシピ>

ローズマリー・ベルべノン精油 + 6~7滴 ジンジャー精油 4滴

2-3.ジュニパーベリーのバスソルト~すっきりデトックス!~

ジュニパーベリーは、体内の老廃物排出を手助けする作用に優れています。

排泄や発汗を促す作用があるので、体内を浄化したいときの強い味方です。

このレシピには、おなかに貯まったガスやむくみを排出する作用があります。

おなかのガス貯まりはストレスが原因であることも多いので、心あたりがある方は、ご自身のストレスに目を向けることも大切です。

<ブレンドレシピ>

ジュニパーベリー精油 8~9滴 + ベルガモット精油 2~3滴

2-4.ジンジャーのバスソルト~冷えにはやっぱりショウガ~

ジンジャーの効能といえば、なんといっても体を温める効果。

血流を促して体を温める作用に優れ、冷えやしもやけ、むくみ、月経痛に効果的です。

また、ジンジャーには鎮痛や抗炎症作用もあります。

このレシピは冷え対策にはもちろん、関節痛や関節リウマチにも効果があります。

<ブレンドレシピ>

ジンジャー精油 4~5滴 + ヘリクリサム精油 4~5滴

2-5.グレープフルーツのボディスクラブ~つるつる肌に!~

グレープフルーツには体内脂肪の燃焼を促進(注釈参照)し、利尿を促す作用があります。

体内の老廃物を排出させる作用もあるので、ボディ用のマッサージオイルとして使用すると、セルライトやむくみ対策に効果が期待できます。

このレシピは、バスソルトではなくボディスクラブとして使用します。

かかとやひじ、ひざなど、かさつきが気になる部分に優しくマッサージし、使用後はぬるま湯で洗い流します。

引き締め効果の高いパルマローザと併せることで、お肌の新陳代謝を促す作用が期待できます。

※注釈・参考文献引用
ある化粧品会社の研究で、交感神経を刺激すると脂肪燃焼を促すタンパク質が発生することが判明。交感神経を効果的に刺激する香りの一つがグレープフルーツでした。
(あたらしいアロマテラピー事典/木田順子/2018年/高橋書店 63ページより)

<ブレンドレシピ>

グレープフルーツ精油 1滴 + パルマローザ精油 2滴、ホホバオイル大さじ1

※天然塩(微粒子)大さじ1(1回分)あたりの量です。

※材料は、天然塩、ホホバオイル、精油の順に加えてください。

3.番外編・保湿効果抜群!バスハニーのレシピ

乾燥が気になる季節にぜひ試してほしい、とっておきのレシピをご紹介します。

作り方は、お気に入りの精油1~5滴に対し、ハチミツ大さじ2~3を加えてよく混ぜるだけ!保湿効果バツグンのバスハニーの完成です。

ハチミツには、ビタミン・ミネラル・アミノ酸など180種類以上の成分が含まれており、天然の保湿成分として優れた保湿力を持っています。

入浴の直前に入れ、よくかき混ぜて精油を分散させます。基本的には保存せず、一度で使い切ってくださいね。

4.使用上の注意

精油は、天然だから安全というわけではありません。精油を安全に使うためには、次の点に気を付けてください。

・本物の精油を使う
・劣化した精油を使わない
・適度な使用にとどめる
・飲まない
・目に入れない
・火気まわりでの取り扱いに注意
・妊産婦・高齢者・病気療養中の利用は専門家に相談してから使用する
・授乳中の方、乳幼児は少量から利用する
・利用前にパッチテストを行う

大切なのは、正確な知識を得ること。

以上の注意を守って適切な使い方をすれば、精油は心身の健康に役立ち、あなたの日々の暮らしに潤いと安らぎを与えてくれることでしょう。

★おすすめの天然塩のご紹介★

 

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

ご紹介した香りのレシピは、ほんの一例です。色々試しながら、自分だけのとっておきのレシピを作ってみてくださいね。

一日の終わりのバスタイムが、あなたにとって、極上のくつろぎタイムになりますように♡

 

★本記事の参考文献はこちら★

いちばん最初のアロマテラピー/佐々木薫/2007年/主婦の友社

きほんのアロマテラピー/佐々木薫/2016年/主婦の友社

あたらしいアロマテラピー事典/木田順子/2018年/高橋書店

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